こんにちは!
コロナ禍真っ最中の2021年8月に早々と国境を開けていたスペインに行ってきました。スペイン第三の街バレンシアで文化体験を楽しんだとき現地の方から、電車で行ける隣町ハティバをお勧めされたのでデイトリップに出かけることにしました。
ハティバはバレンシアから南に60kmほど離れた町です。車で45分ほど、電車でもアクセスしやすい街という事でスペインの鉄道Renfeを利用してハティバを目指します。
チケットの購入や運航時刻の確認は下のホームページを参照ください!
電車の旅は快適、ハティバ駅は田舎の小さな駅
バレンシアのノルテ駅を発着するC2の列車でハティバへ向かいます。約一時間で到着したハティバ駅は赤い色の駅舎が特徴的の田舎駅という感じ。
朝が早いせいか、駅の利用者はあまり多くありません。
小さな駅ですが、待合室の隣に小さな喫茶店を見つけました。ちょっとしたサンドイッチやタパスが購入できるデリのような使い方ができそうな場所です。歩き出す前にコーヒーを一杯頂いたら旅の良いスタートが切れそうです。
ハティバ駅は観光の要所であるハティバ城や店が集まる中心部の北側に位置しています。ハティバは小さな町なので歩いて散策できるのが良いです。
石畳のかわいい街並み
街中心部は静かな人通りが少ない場所も多く閑静なヨーロッパの街並みをじっくりと味わえます。各建物が黄色やピンクに塗られていて町全体が一つの芸術作品の様にきれいです。
コレアヒタ教会は町最大級の教会です。入場料を支払うと鐘塔に上ることができます。ハティバの街で最も目立ち愛されている建築物ですので、街歩きで見つけてみてください。
街で一番の観光名所ハティバ城へ
城の原型が築かれたのは紀元前といわれ、中世にはハティバ周辺を支配していたバレンシア王国の要所としてもロ要されてきた歴史深い城です。
ハティバで最も有名な城は丘の高台に位置しています。バスも出ていますが、あまり頻繁に運行していない尚且つ情報も殆どないのでハイキングの気持ちで歩いて向かいました。上っていく道中は城を見上げても、下の街並みを見ても美しいので意外と飽きずに上ることができます。ただ、道は比較的険しいので歩きやすい靴で来ることをお勧めします。
途中から石畳の様な道になります。歴史ある城の一部に足を踏み入れたような気持になります。城はロウワーキャッスルとハイヤーキャッスルの二つに分かれています。入場口で入場チケットを購入して城の内部へ入ります。
歩いて散策できる城の跡地はかなり広くいろいろな景色を見つけることができます。
私は小さな噴水と山に向かう大砲のこの景色が気に入りました。
見ての通り日陰や涼しい場所がほとんどなく、恐ろしいことにちょっとした売店などもない印象だったので絶対に飲み物は先に入手しておくべきです。
夏の暑い日だったので散策はかなり大変でした。。
ランチでオーブンライス(Arroz al Horno)を頂きました
バレンシア地方の郷土料理アロスアルオルノです。パエリアの様に味付けられたお米をオーブンで調理する家庭料理です。豚の血を使ったソーセージがこの料理の特徴でもあります。
デザートにスペインプリンのフランを頂きました。甘すぎず食べやすいフランでした!
まとめ
ハティバは日本では知っている人は少ない小さな町ですが、バレンシアからのショートトリップには非常に優れた都市であると思いました。大きすぎない街だからこそ地元の人が声をかけてくれたりなど、田舎らしい側面も感じられてほっこりとした気持ちになる街でした。
スペインにお越しの際はぜひ美しい城下町ハティバに足を運んでみてください。
この度も最後までご覧いただきありがとうございました。