こんにちは!ネパールの観光都市ポカラから首都カトマンズへの帰路につきます。往路はツーリストバスを利用して陸路旅を経験したので帰りは空路を利用することにしました。バス旅の様子も別記事にしているのでよければそちらもご覧ください。
akachino-journey.hatenablog.com
今回はポカラ空港(PKR)からトリブバン国際空港(KTM)へのYeti Airlinesのフライトをレビューします。
小さなポカラ空港
ポカラ空港はポカラの観光中心部から徒歩でアクセスすることもできる場所にあります。本当に小さな空港でほとんどの就航便が首都にカトマンズにいくように見受けられました。
建物に入ると一階にはチェックインカウンターが見つかりますが、学園祭の屋台レベルのテーブルが並んでいる感じで最低限の設備で成り立っているような空間です。
二階にはお土産屋やカフェ、飛行機が眺められるテラスがありました。
ヒマラヤの近くを飛ぶフライトですので、朝の天気が悪いと朝だけでなく昼や午後のフライトにも数時間の遅延が発生することが頻繁にあるようです。
私のフライトも例外なく数時間の遅延を告げられました。チェックイン自体がずるずると後延ばしにされているので荷物を預ける事が出来ない他、ターミナルにも遅延で足止めを食らう乗客が増えていくので建物内はカオス。
仕方がないので空港周りで昼食
空港が横眼に見える徒歩数分で見つけたカフェ兼食堂でエッグヌードルを注文しました。ちょうどよい気晴らしにはなりました。
ついでに空港二階のカフェやセキュリティゲート内のカフェはネパールの平均値段よりかなり高価ですので時間がある方は町でテイクアウトや近くの飲食店を利用したほうが良いと思います。
更にチェックイン待機
荷物を預けチケットを発券しましたが、私の4つ前のフライトゲートが開いたばかり。まだ数時間待機とのことで、往路に利用したバスと結局移動にかかる時間変わらないかも、、と絶望していました。
すると前に並んでいたネパール人女性がチェックインカウンターで交渉を始めました。
話を聞くと、空きがあればチケットを一つ前のフライトチケットに差し替える事が出来るそうです。
お願いをすると荷物は預け終えていたのですが、チェックインバッグも回収させてくれて一つ早い飛行機に変更をしてくれました。
チケットが変更されると、すぐにセキュリティを通過させてもらえました。通過後は窓から滑走路が見る事が出来て、カフェやお土産を購入できる小さな売店があります。搭乗口は幾つかのみで、フライトの順番が来るとそれぞれ自分の足で歩いて飛行機の小さなタラップへ向かいます。
プロペラ機での運行なので大型機に比べて低空を飛行するとのことで景色を楽しむことが出来そうです。運よく指定席ではないのに左窓側の席を頂きました。西から東に飛行するので北側のヒマラヤ山脈を楽しむことが出来そうです。
搭乗が終わるとすぐに滑走路を走り出します。搭乗時は曇り気味の天気でしたので、ヒマラヤがどの程度見られるか少し心配でしたが飛び立つと、すぐに雲を突き抜け自分と同じ高さにヒマラヤ山脈を見る事が出来ました。
飛行機に乗っているのに真横に、山々が広がっているのは幻想的で不思議な気分。
立った一時間のフライトですが、雲の上の安定状態では常にヒマラヤを眺める事が出来ました。
まとめ
ポカラーカトマンズ間のYeti航空搭乗レビューでした。大きな遅延があったものの、荷物を回収して、早いフライトに変更してくれたり、ヒマラヤの絶景をふまえると、とても良い経験になり、私の人生で一番感動したフライトになりました。
追記
数週間前に私が登場した区間、同じ航空会社の飛行機事故がありました。ニュースを見て複雑な気持ちになりました。被害に遭われた方々にご冥福をお祈り申し上げます。