こんにちは!コロナ禍真っ最中の2021年8月に早々と国境を開けていたスペインに行ってきました。スペイン第三の都市であるバレンシアはパエリア発祥の地ということで見どころだけでなく「食」を楽しむという点でも非常に訪れてみたかった場所です。
日記的な目的も兼ねてよかった観光名所をピックアップしようと思い記事にしますのでよかったら最後までご覧ください。それではどうぞ!
空港から電車で中心部近くのノルテ駅へ
スペインの格安航空であるブエリング航空で午前中の早い時間に空港に到着しました。早朝でも運行している地下鉄を利用してバレンシア中心部に移動します。
到着したノルテ駅は1917年に建てられたバレンシアの特徴をすべて盛り込んだようなデザインです。
写真左側に移る円形の建物はバレンシアの闘牛場です。この周辺は日中は人が溢れるエリアですが到着は午前8時ごろ、まだまだ人通りは少ないです。
中央市場とコロン市場
欧州最大規模とも言われるバレンシアの中央市場。コロン市場と並んでバレンシアで見落とせない観光地です。
朝からオープンしているので格安航空によってずらし旅を楽しんでいる観光客には良い時間つぶしになります。
個人的にはレストランなどが多く集まったコロン市場が気に入りました。
市場内左右にはレストランが立ち並んでいます。地下にもショッピングエリアが広がっています。
中央市場のすぐ近くには世界遺産ラ・ロンハ・デ・ラ・セダがあります。
15世紀にたてられた商品取引所の建物。ユネスコ世界文化遺産にも登録されているバレンシアを代表する歴史的建造物。
ランチに本場のパエリヤを頂きます
市内中心部にある小さなお店。祝い事の時などにも食べることが多いパエリアの専門店です。
伝統的なチキンとカタツムリのパエリアを注文しました。
想像以上にカタツムリの形がそのままで驚きましたがパエリアの味付けと合って絶品でした。
パエリア以外の料理や、シーフードのパエリアも美味しいと評判だそうですので、是非ご賞味ください。
街では火祭り(Falles)の準備が
毎年三月の中ごろにスペイン三大祭りとしても知られる火祭りが開催されるため、町中で火祭りで使われる人形たちは用意され始めます。コロナの影響で2021年は延期された火祭りが9月ごろ行われる予定だったので準備中の街の様子を見ることができました。
市庁舎広場には特別に大きい人形が用意されていました。
火祭りについて知りたいなら火祭り博物館へ
歴代の火祭りの人形優秀作品やポスターなどが飾られた博物館です。入場料は2EUR≒275円ほどで安いので、火祭りの時期に訪れなくてもここで雰囲気を味わってみてください。
バレンシアに宇宙船の様なモダン建築群が?
上の火祭り博物館からほど近くに不思議な形の建築物群があります。科学芸術都市という名前のエリアにユニークかつ巨大な建物が並んでいます。
どの方向から見ても不思議なフォルムの建物は水族館だったり、博物館だったり、中には演劇場になっている者もあります。2021年はコロナ禍真っ最中だったこともあり、この建物の一つはワクチン接種会場として利用されていました。
施設自体に用事がなくても歩いているだけで面白い景色でタイムスリップしたような気持になります。
市内には他にも沢山見ごたえのある建造物やグルメが!
ビルヘン広場
スペイン初期の超歴史ある教会や噴水が美しい広場です。
セラーノスの塔
中世でつかえわれていた城門の一部です。現在でも旧市街に入っていく入口の役目を果たしています。
フィデウア
パエリアが食べたくてもお米が足りない時にパスタを代わりに使って生み出された料理
パエリアとはまた違った触感がたまりません。
まとめ
スペイン第三の都市という事でマドリッドやバルセロナと比べてピックアップされることの少ないバレンシアですが、予想通り、建物や見どころだけでなく、食べ物や人のやさしさまでいろいろな良い所を発見できる街でした。
ぜひスペインにお越しの際はバレンシアも忘れずにチェックしてみてくださいね。
この度も最後までご覧いただきありがとうございました!