akachino_journey’s blog

新卒旅人バックパッカーの日記です

不思議すぎる地形に驚愕⁉ 世界遺産に登録されているリトアニアのクルシュー砂州にいってきた。

こんにちは!

2019年八月下旬にバルト三国を初めて訪れました。目的はリトアニアの首都に住む友人を訪れる事だったのですが、彼女らにお勧めされて、リトアニア西部、バルト海に面したクルシュー砂州を見に行くことになりました。

クルシュー砂州リトアニアと、ロシアの飛び地カリーニングラードが入り組んだ場所にあるので、ロシア・ウクライナ情勢を確認したのち訪れるようにしてください。)

 

レンタカーでビリニュスを出発

クルシュー砂州の観光では、砂州ほど近くの小さな村「ニダ」か、砂州北部に位置するリトアニア第三の都市「クライペダ」を拠点にすると便利です。私は、ビリニュスを出発し第二の都市カウナスを経由して、クライペダに宿を目指します。高速道路を利用して約3時間半ほどの行程です。

道路は交通量の少ない走りやすい道が続きます!

快走を続け予定よりも早くクライペダ近郊に到着しました。道中見つけたレストランで食事を楽しみます。バルト海側は海鮮も多く取れるのでシーフードなどがおいしいです。リトアニアは全土にわたって山も多いのでキノコの料理もおいしいですよ!

クライペダから船で砂州

エネルギーを補給した後はさっそく砂州を目指します。
砂州リトアニア側の陸地とは数百メートルほどだけ離れているので船で砂州へ渡らなければなりません。クライペダの南西部にあるフェリーポートから車、自転車、バイクも丸ごと対岸へ渡れる船が出ています。

goo.gl

船の往来はかなり頻繁に行われていて、15分も待てば船が来ますので非常に便利です。
車が並べられた船の甲板は扉を開ける隙間もないほどで運転手は大体身動き取れません。

渡り終えるとかわいいニダの建物が

世界遺産の観光地がある町なだけあり、カラフルな建物の塗装や、統一感のある街並みが小さいながら、非常に気に入りました。少しでも砂州周辺に宿泊したい方はニダで民泊や小さなホテルなどが利用できます。個人的には、クライペダからも船ですぐにアクセスできる距離なので、レストランやカフェが充実しているクライペダ中心部に泊るのがおススメです。

ニダの街で見つけた砂州の観光ハイキングコースを説明する看板です。

初心者向けの短いコースから、ニダのすべてを残さず見たい人のコースなどいくつかのサンプルが用意されていました。

森の中?に入っていくと登山道はあるようでないようなものなので、見たいポイントは先に絞って歩き出すべきだと思いました。

砂漠っぽい場所にたどり着くまでは、獣道のような登山道を進みます。

道中見つけた日時計

砂州周辺では山火事が起こることがあるらしく、燃えた跡のような場所を発見しました。

北のサハラと呼ばれる、砂はきめ細かくサラサラとした砂でした。一番砂が広がっている場所は日傘になるようなものが本当にないので、夏に訪れた時は日焼け止めなどは必須。日中は気温も結構高く感じたので、ハイキング前の水分補給は忘れずに。

ニダは砂漠が主役で、寂しい印象かと思いきや、きれいな花などが咲いて居たり歩いていて明るい気持ちになる場所でした。

ニダと砂州まで来たらクライペダの散策も忘れずに

ニダと砂州の観光を終えて、宿泊予定のクライペダへと船で帰路につきます。

クライペダは同国第三の都市というには小さいと感じる地方都市ですが、リトアニアで最大の湾岸都市で人や物の玄関口でもある町です。

ネマン川の近くが町の中心部。Meridianaと呼ばれる、クライペダのシンボルともいえる川に浮く船はレストランとして使われています。川に沿って入りろな有名な像が建っているのでそれを探して川沿い散策を楽しんでください。

マーメイドのモニュメント

シアタースクエアはクライペダで一番きれいだなと感じた石畳の広場です。人通りは多くないものの、クリスマスなどのイベント時は煌びやかにライトアップされたりするそうです。

ドイツの有名な寓話のモデルになったとされる広場ということで文学などに興味のある方は、観光に訪れる価値ありです。

まとめ

実際に訪れる直前までクルシュー砂州という存在を知りもしなかった私にとっては、その不思議な地形だけでなく、かわいらしい街並みや、車ごと湾を越えていく船などここで体験したすべてが、「リトアニアすごい!」と驚きで、地球にはまだまだ見る場所が沢山あることを突き付けられた気がしました。

ぜひバルト三国に訪れた際には訪れてほしいクルシュー砂州の紹介でした。ロシアとの国境付近であることなどを気にしないで旅行できる日が近いうちに来ることを願います。この度も最後までご覧いただきありがとうございました。