こんにちは!
2019年夏、タイの首都バンコクから世界中の旅人を魅了するアンコール寺院を見に行くため、バスを利用してアンコールワットの玄関口シェムリアップを目指しました。
シェムリアップへは陸路だけでなく、空路でのアクセスも可能です。バスではかなりの長距離移動ですのでスタミナは必須ですが、面白い旅でしたので記事にします。
是非最後までご覧ください。
ThaiTicketMajorを利用してチケットを予約
タイバンコクを早朝に発車するバスでシェムリアップに向かいます。事前にウェブサイトでチケット予約を完了させておくと便利です。下のサイトから”Siem Reup”を選択しチケット購入手続きを済ませます。
ビザの取得も忘れずに
他の事前準備として、カンボジア入国時日本国籍保持者はビザが必要です。観光ビザの入手を事前に大使館や領事館を利用して済ませておきましょう。特に陸路での入国ではアライバルビザの取得が難しいことも多いので日本出国前に済ませるべきでしょう。
入国時には旅の思い出になるImmigration Cardが手渡されます。
バンコク北バスターミナルから出発
バンコク観光の中心部からは少し離れた場所にある北バスターミナルからカンボジア行のバスは出発します。
事前に予約したバスをチケットオフィスで紙のチケット発行に利用しました。
かなりローカル感が強くタイ語だらけです、、
バスチケットはペラペラのレシートのようで安っぽいものの英語での表記もあり外国人にもわかりやすい仕様
バスは一般的な大型バスといった感じで、一人一席割り当てられています。比較的清潔感もあり不満はありませんでしたが、外観からもわかるように若干の古さや音のうるささなどは我慢。。まぁ平均して可もなく不可もなしといった感じです。
出発からの行程
出発から比較的快走が続きます。朝の便だったのもあり道路がそこまで混雑していなかったのでしょうか。
お昼過ぎたころにタイ・カンボジア国境に到着予定でしたが、うれしいことに到着数十キロ前で一度休憩をはさみました。そこで小さなお弁当が配布されました。
ちょっとした混ぜご飯とキュウリだけですが、こんなサービスがあることは期待していなかったので、うれしい気持ちが勝ちました。海外の越境バス移動で食事の配布があったのは初めてのことです。
食事の配給から数十分の移動でタイの出国ゲートが見えてきました。
ここで一度バスを下ろされ足で出国の手続きを済ませます。
手続きは特別な質問や荷物検査なくスムーズに完了、そのままの足でカンボジアの入国ゲートを目指します。
バイクタクシーのお兄さんたちが待機するちょっと近づきがたい雰囲気の入国ゲート。タイ側の関門と比べると経済力の違いからか、華やかさに大きな差がありように感じました。。
このタイミングで上記のビザが必要になるので要確認!
カンボジアでも、特別に厳しいセキュリティなどはなくむしろ「緩すぎるほど」の入国審査をへてバスに戻されます。
全員の越境が終わると再度バスは高速で一般道?を走り抜けます。
越境してからはものすごい何もない草原のような道が続きます。本当に風を切るようなスピードでバスも走り抜けます。
更に数時間走り続けると、そろそろ到着するというアナウンスが入ります。
到着地点は国際バスが到着するとは到底思えないような、田舎の道路わきに停車しました。歩道部分は舗装すらされていない場所で、シェムリアップの秘境っぷりに最初から度肝を抜かされます。
この時点で18時を回った時間でしたので、午前9時に出発してから9時間強のバス旅でした。
まとめ
到着地点の写真はまさに「なにもない」場所ですが、少し歩けば中心地の大きなスクエアが見つかるので観光に利用するにも便利なバスだと感じました。
長いバス旅でしたが、日本からの観光者にとっては珍しい陸路での国境越えを経験するには、面白さいっぱいのバンコクーシェムリアップ間、是非トライしてみてはいかがでしょうか?
この度も最後までご覧いただきありがとうございました。