こんにちは!
南米バックパック旅、最初のビッグイベントであるマチュピチュを楽しんだ後はバスにてボリビア国境も近いチチカカ湖ほとりの街プーノにやってきました。
クスコからプーノまでのバス移動についても前の記事でまとめたのでよければそちらもご覧ください。
akachino-journey.hatenablog.com
最大の魅力は湖に浮く集落UROS
UROS(ウロス)は湖に集落を浮草で建物を造って住んでいる先住民ウル族の集落です。プーノ、チチカカ湖の観光でもっとも有名な名所の一つが船に乗って訪れる、Urosの集落ツアーです。
プーノの市内に見つかるツアー会社などでは必ずこのUrosに行くためのツアーが催行されていますが、私のおすすめは自分で船に乗って集落を訪れる事です。
というのもかなり頻繁にUrosに観光に行くための船が港から出ています。
Plaza del Faroという灯台が建つ公園の近くにはこの船に乗せるために宣伝をしている男たちが朝から夜までいます。
ここで男たちは船に乗せるために適当な値段を言ってきます。家族連れや友達グループなど人数が多ければ一人頭の値段を安くしてくれますが、おそらく一人15PEN≒550円くらいで往復の船に乗せてくれるはずです。
大体最初は一人30PENくらいから交渉が始まったのを記憶しています。
強めに交渉を進めるべきです。
小さな船で浮島があるエリアまで15分ほどの船旅です。波があるエリアは船内部の席で座っている必要がありますが浮島が現れるエリアに行くとデッキに上がって写真撮影などを楽しめます。
殆どのツアーで2つの島を訪れる事が出来ます。
初めにウル族の人たちがお土産屋さんをやっている集落です。
スペイン語のみですが浮島の作り方や、ウル族の生活について、お土産のことなどいろいろなことをお話ししてくれました。
30分ほどの滞在の後はウル族の人たちの伝統的な船バルサで次の島へと向かいます。
二階建て構造になっていて実は10人ほどが載っても全然大丈夫。見た目だけでなく機能性も高い彼らの”メルセデスベンツ”と呼ばれる高級車です。
次にお昼休憩兼、Uros最大の島に上陸です。
この島にはレストランがありツアー客のお昼ご飯を食べる場所になっています。勿論注文するしないはお客さんの自由です。
でも写真撮影以外に特に何もすることはありません!! 正直ここに来たなら村の人たちが食べる湖の新鮮な魚料理を食べたほうがいいと思います。
Truchaと呼ばれる淡水魚の料理が絶品です。大抵魚出汁のスープがセットでついて一人前30PEN≒1100円くらい。プーノの市内よりは高価ですが集落で料理を食べる機会もなかなかないのでよい経験になりました。
この島にはTITICACAの文字のオブジェや浮草のトトラで作ったモニュメントなどがありインスタ映えする写真なども取れるかも?
プーノの街自体は落ち着いた田舎の町
首都のリマなどに比べると治安はだいぶ落ち着いている印象で人通りは多くない通りもあるものの比較的安心して街歩きが出来る場所です。
特筆する観光地があるわけではないですが、4月のチチカカ湖のほとりは暖かい日が差して標高の高さを感じさせないぽかぽか陽気でした。
散策では、ほかのラテン国と同じくPlaza de Armas(中央広場)とMirador(展望台)は異国らしさがあって気に入りました。
町の展望台は主に二つ”Mirador El Condor”と”Mirador puma”です。時間の無い場合はMirador El Condorがアクセスしやすく眺望もお勧めです。
Mirador El Condor コンドルの像は近くで見るとちょっと気持ち悪い?
Mirador Puma 歩いていくには少し遠いけど像の規模はコンドルより迫力あり?
まとめ
プーノはチチカカ湖を代表する静かな田舎町です。マチュピチュやナスカに比べると観光都市としては目立たない場所ですが、行ってみるとより落ち着いた地方都市の雰囲気により「本物のペルー」を体験できたような気がしました。
少しリマなどからは遠い場所ですが、ボリビア抜けルートなどをお考えの方は是非プーノにも立ち寄ってみてくださいね。
この度も最後までご覧いただきありがとうございました。