akachino_journey’s blog

新卒旅人バックパッカーの日記です

ブダペストから観光人気No.1の郊外の町 センテンドレにデイトリップ

こんにちは!

ブダペスト中心部から電車一本で行ける街、センテンドレは”芸術あり” "景観あり"の見逃せない町という噂を聞きつけ実際に訪れる事にしました。

ブダペストからのアクセスとデイトリップの記録を記事にします。

センテンドレまで郊外列車で一本

ブダペストのブダ地域を南北に走るH5(紫の路線)を利用してセンテンドレに向かいます。センテンドレ行は券売機で郊外列車を選択するとすぐに出てくるので購入に迷うこともないと思います。310HUF≒110円という破格の値段で終点Szentendre駅行に乗ってください。何本かに一本はセンテンドレに向かわないBekasmegyer駅に向かうので間違わないようにしましょう。

電車は古臭いけど味があります。コンパクトで高速列車よりも乗客数がありました。

各駅停車ですが数十分で地下から出て田舎のくさっぱらを走り出します。計1時間弱のるともう終点センテンドレに到着です。ブダペストの地下鉄は日本のような改札機がありませんが、列車内でチケットを確認されることがあるので目的地に到着するまで捨てないように注意しましょう。

センテンドレ駅はターミナル駅ですが小さな売店と必要最低限の駅システムしかありません。

到着から観光開始!

駅から歩いてすぐドナウ川の河原を歩いて中心部のほうへと向かうことにしました。小さい子供たちが河原遊びをしているのを横目にドナウの風を浴びながらウォーキング最高です。

河原沿いはまっすぐな道になっていてサイクリストたちが自転車でサイクリングを楽しんでいたりと優雅な雰囲気です。駅側からセンテンドレの逆側の端までゆっくり歩いても30分ほどで終わってしまうほど中心部とされている部分は小さいようです。

センテンドレには日本庭園があるというので行ってみる事にしました。

小さな公園の敷地内に一部、日本庭園が合体しているような感じでしたが、中は思ったより本格的で石造りの灯篭がありました。

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安らぎを得たところで、街の中心部の散策に戻ります。

駅とは逆側のほうには美術館や現代アートをモチーフにした画廊のようなものもちらほらあり、芸術都市であることを思い出させます。私は芸術のセンス皆無なので街並み散策に集中することにしました。

少し歩くと赤い屋根に低い建物が連なった廊下のような道が現れます。

多くの建物は道路沿いにお土産屋さんなどを展開していて、かわいい刺繍などに目が留まります。

多くの観光客やツアー客が押し寄せるだけありお土産のバラエティも豊かでした。

私はパプリカパウダーと絵葉書を購入。

散策を続けます。

オールドタウン中心部に到着しました。美しいメインスクエアでカラフルな建物や装飾に囲まれた”かわいさ”を集めたインスタ映えスポットです。

少し細道に入るとカラフルな傘で装飾された通りを発見!

写真にもある通りアートやデザインを売りにした店も多かったです。

メインスクエア近くで心地いい音楽が流れるレストランで昼食をとることにしました。

今日のレストランはこちら↓

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テラス席ではチェンバロとバイオリンの演奏がされていてとても良い雰囲気。

伝統的なハンガリー料理を提供する老舗レストランです。店内は広く半分以上が修学旅行生?の集団ランチで予約されていました。

私は店内の端の席を頂き注文。

適当に注文したところビールと超絶合わないスープが提供されました。これは甘酸っぱいベリーのスープにクリームをのせたもので冷製スープでした。

デザートかと思いきや、隣の修学旅行生は皆ご飯を始めるや否やこのスープを飲み始める超人気!

メインのビーフシチューにガルシュカを一緒に頂きます。味付けがマイルドでとてもおいしかったです。量も値段のわりにボリューミーコスパも大満足です。

別記事でハンガリーでの食体験にフォーカスしたものも書いているのでよければそちらもご覧ください。

akachino-journey.hatenablog.com

おいしい料理で満足した後さらに街を散策していると古そうなランゴッシュのお店を発見しました。おなか一杯であきらめましたが次行ったときに忘れないようにメモも兼ねて紹介します。

まとめ

センテンドレはブダペストから郊外列車一本で行ける、見所が詰まった田舎町でした。

規模も小さいので3-4時間あればごはんも楽しめて十分に回れるサイズです。お土産に関しても伝統的な刺繍やセンテンドレらしいアートをはじめブダペストでも手に入りそうなものも若干安価で手に入る印象だったのでお土産探しに訪れるのも良いかも?

是非皆様もセンテンドレで”かわいい”思い出を作ってみてはいかがでしょう?

この度も最後までご覧いただきありがとうございました。 良い旅を!

 

ボスニアヘルツェゴビナのモスタールはバックパック旅人に大人気な街?見逃せない観光ポイントは?

こんにちは!

バルカン半島バックパック旅にも慣れてきて、バルカン半島も北西部に入っていきます。ボスニアヘルツェゴビナ1の人気観光地モスタールです。

オスマン建築の傑作と呼ばれる、スタリ・モストと周辺の旧市街には連日、観光客が押し寄せます。そんなモスタールに一泊のみですが滞在したのでそこでの記録を日記風にブログにします。最後まで読んでいただけると嬉しいです。それではどうぞ!

モンテネグロのコトルからバスでモスタールに到着

コトルを朝早く出発するバスで五時間ほど離れたモスタールに向かいます。

ボスニアヘルツェゴビナモンテネグロ国境はスルプスカ共和国というセルビア人の自治体ですので国境で「ボスニアヘルツェゴビナへようこそ」みたいな看板はありません。(なんか不思議な感じ)

到着のバスターミナルからほど近いアクセスが魅力のHostel Musalaにチェックインしました。

www.booking.com

男性のオーナーさんが非常に親切で、街の観光情報などもすべて案内してくれる超よい方でしたので観光でコストパフォーマンスを求める旅人気質な方にはぜひおすすめです。実際に同じドミトリールームに宿泊していた私を含む、シンガポール人、ノルウェー人、カナダ人、イタリア人、オーストラリア人は全員バックパッカーで宿の旅人の割合に驚愕です笑

さっそくホテルのオーナーさんに教えてもらったレストランへ

ホテルのオーナーさんが紹介してくれた伝統料理が食べられるレストランをそのまま紹介しちゃいます。

Irma Tima

ボスニアンバーベキューの超人気店でお昼時に来店しましたが予約客や人気を聞き集まる観光客であふれかえっていました。

一人でレストランへ行くと、色々な食事が楽しめないのがデメリットです。。

こちらの店でもミックスグリルのような山盛りのっているセットメニューが人気なのでご友人やご家族と一緒だとより楽しめるかと思います。

私は一人前のスタンダードな料理を注文しました。

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さっそく有名な橋「スタリ・モスト」へ

旧市街に近づくといやでも見つかる大きな石橋が世界遺産にも登録されている有名な橋「スタリ・モスト」です。16世紀に架けられた橋ですので納得はするのですが、日本語名は「古い橋」と呼びます。

橋には普段から多くの人が観光に訪れていますが、一日に数回街の若者が橋から川に飛び込むパフォーマンスを披露します。橋の上で20ユーロ集めると橋の真ん中から飛び込んでくれます。まさかやる人はいないと思いますが、初心者がやると超大けがをすることで知られているらしく一応プロならではのパフォーマンスらしいので、タイミングよく目撃できた場合はラッキーかもしれません。

橋の上はかなり急な勾配になっていて、石造りのためツルツルと滑ります。雨の日や夜間は特に注意が必要です。

旧市街を散策しているとスタリ・モスト以外に似たスタイルの小さな橋を発見しました。こちらにもUNESCOの看板が付いていて同じく世界遺産に登録されています。川のせせらぎが気持ちの良い橋でした。

日が沈んだ旧市街

夕時になってくると街の雰囲気は途端に静かになります。ワンデイトリップで来る観光客の多くがいなくなるので旧市街は落ち着いた雰囲気になります。その分、夜景や街の雰囲気を独り占めにできるのでモスタールは夜からが本番といっても過言ではないでしょう。

旧市街のレストランやバーは夜になると音楽や間接照明でムードあるお店に代わるので旧市街を夜も散策することを強くお勧めします。特にスタリ・モストからほど近いハマーム博物館の周辺の広場では無料で楽しめるナイトクラブが開催されます。(週末のみの可能性あり)

大勢がストリートDJを囲みダンスやお酒を楽しんでいました。お酒やダンスが苦手な方も近くのケバブショップなどで食べ歩きがてら雰囲気を楽しみに行くことができるのでお勧めです!!

そしてもちろん!

夜のスタリ・モストもライトアップされて非常に美しいですよ

まとめ

モスタールは日本ではまだまだ知名度は低いものの、モンテネグロボスニアヘルツェゴビナの首都サラエボから日帰りでも来られる超魅力あふれる観光地でした。

世界遺産や歴史に興味がある人は勿論、それ以外の方も清流や街の雰囲気に癒されること間違いなしのそんな場所です。

また、小さな町なので日帰りでも十分楽しめるのですが、個人的には一泊はすることをお勧めします。夜のモスタールの違った顔を独り占めできるのはかけがえのない体験になりますからね♪

ぜひお近くにご旅行の際はモスタールの散策も予定に入れてみてください。

この度も最後までご覧いただきありがとうございました。 良い旅を!

トビリシで日本人や日本文化好きが集うカラオケバーを発見した日の話

こんにちは!

バックパック旅を始めて二つ目の街ジョージアの首都トビリシで刺激的な経験をした日のことを記事にします。

ジョージア到着一日目の旅人のありふれた1日の日記を立ち読み感覚でどうぞ!

まずはSIMカードの獲得から

ジョージアトビリシに昨晩到着したので、初めて日の当たるトビリシ散策に出かけます(といってもちょっと曇ってる)。朝いちばんでSIMカードを探しに携帯ショップを回ります。

Magtiという会社のSIMカードを結構安く入手することが出来ましたが、旅先ではよくE-Simを利用しています。

www.airalo.com

このAiraloは190以上の国と地域のEsimを提供していてEsim対応のスマートフォンをお持ちであればかなり簡単にインターネット接続を確保できます。

よければ「YUSEI2080」の招待コードをご利用ください(ちゃっかり笑)

午前中は出会ったロシア人と展望ポイントに!

散策を兼ねて街を歩いていると丘の上に大きな女神像?を発見したので険しい坂道を登っていくことにしました。

急な階段を上っていく

道中同じ方向に細道を上っていくロシア人に出会いました。彼は彼女と友人を連れてロシアから逃げてきたそう。ロシアーウクライナ間で国外逃亡を決意するロシア人は意外と多くコーカサス地方を旅していると多くのロシア人に出会います。

別記事でも書いているのでそちらもどうぞ。

akachino-journey.hatenablog.com

彼もトビリシに来てから数週間でまだ観光客気分が抜けていないよう。散歩がてら丘上の像を一緒に目指します。

像はジョージアの母と呼ばれていて手にワインと剣を持っています。仲間にはワインを差し出し、敵とは勇敢に戦う事の象徴だそうです。

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像が大きすぎるがゆえに下から見上げるとこんな姿、、遠くから見るべき像でした。

その後、ロシア人の彼といろいろな話をしながら下山し、お勧めのランチを教えてもらいました。ビルの一部屋が店になった隠れ家的レストランでおしゃれな時間が過ごせました。

夕方から旅中に出会った方とおしゃれレストランへ

アルメニアで同じ宿に宿泊したジョージア通の方におしゃれなレストランを紹介してもらいました。町の中心部からもアクセスがしやすいDedaena Parkという川沿いの公園内に立つカフェ兼レストラン Corner

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こちらのお店でおススメされたジョージアワインを頂きます。

琥珀ワインという名前のジョージアワインです。琥珀というだえありグラスに注がれたワインの色に驚きました。白ワインのはずなのにロゼぐらい濃い!!

味はフルーティで非常に飲みやすかったです。

食事はジョージア風餃子ヒンカリを頂きました。ワインとあって非常においしかったです!!お店にはノマドワーカーのようなパソコンで仕事をする人やカップルでデートに利用しているお客さんなど様々な客層の方がいて、便利に使えるレストランだと感じました。

日本好きが集うというカラオケに!?

ジョージアは外国人がビザを取りやすい国として注目されていますが、街中で日本人を見かける事はあまり多くない印象でした。しかし、だからこそトビリシ在住の日本人や日本文化好きが集う場所があるそうです。

そこでその噂のカラオケバーに連れて行ってもらう事に。。

その名もNOZOMI BAR

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こちらも中心部に近い好立地で、建物の半地下に隠れた場所にあるバーです。

以前は日本人のオーナーさんによって経営されていた?そうですが、私が来店した際はジョージア人女性二人の店員さんが明るく出迎えてくださいました。彼女たちは二人とも日本語を勉強しているらしく結構流ちょうな日本語が話せます。

ジョージアビールを注文してお菓子が一緒に提供されました。

暗めのライティングで日本の曲も多く入ったカラオケマシーンが完備されています。ドラムやギターなどの楽器も自由に使えるみたいです。定期的に小さなコンサートが開催されることもあるらしい。。

ジョージアの伝統酒チャチャもこんなおしゃれなツボに入っています。自家製かな?

途中から現地に住む日本人の男の子やアニメが好きなベラルーシ人グループなど人数が増えて大盛り上がり。楽しいナイトライフになりました。

まとめ

ジョージア到着二日目にして、朝から夜までいろいろな人に会い、色々な経験が出来た大満足の一日でした。また、ジョージアという地で日本のカラオケが楽しめ、また、それを好んで来てくれる人がいる事に驚き、うれしい気持ちにもなりました。

雑記ブログ感満載の、旅人の一日でした。最後までご覧いただきありがとうございました!!

 

ハンガリーの古都 エステルゴムは日本のSUZUKIが救った町だった!?スロバキアとの国境の町へデイトリップ

こんにちは!

ドナウの真珠 ブダペストからドナウを北に上り、スロバキアとの国境に位置する街 エステルゴムにデイトリップに行ってきました。

ブダペストからのアクセスと2022年のエステルゴムの雰囲気を記事にまとめます!

エステルゴムはスズキの街!?

ブダペストに滞在中から自動車のスズキの人気を感じていましたが、ハンガリーでのスズキの勢いの理由はこの町にありました。マジャールスズキという製造子会社が巨大な工場を構えているため、エステルゴムは町中スズキ、スズキ、スズキ!

レンタサイクルにもスズキのマーク、電柱の広告もスズキ、通りの名前や広場にも名前を冠するほど、スズキとエステルゴムは切っても切れない関係なのです。

バスの会社は?でも窓のところにはスズキのロゴ

ブダペストから電車でのアクセスは超良!

そんなエステルゴムブダペストからのアクセスは超簡単で超便利です。

ブダペスト西駅(Nyugati Pu)からエステルゴム行の電車は30分に1本ほどの頻度で運航。ターミナルからターミナル駅なので乗り過ごす心配もありません。

チケットは発車1分前でも近くの券売機で購入可能。クレジットカード決済もできます。価格も高速列車とは思えないほど安く1000HUF≒350円くらい。

こんなスタイリッシュな電車で向かいます。

車内も非常に清潔でスケジュール通りの出発です。通勤時間でしたが下り電車だからか乗車率は10%以下くらいでした。

行程は道中いくつかの駅に停車するものの約一時間で到着。

到着から観光開始!

エステルゴムの到着駅は観光の大目玉 エステルダム大聖堂から少し離れたところにあります。歩いて30分強かかるのですが私は街の雰囲気も見たかったのであるいて散策することにしました。町の雰囲気はかわいい小さな田舎町という感じ。

数分歩くと少し町っぽくなりスーパーマーケットやレストランが現れます。

街の中心部でも低い建物が並び、観光客も見え始めました。建物や木の隙間からたまに大きな大聖堂の頭が顔を出しています。

おひざ元まで到着するとその大きさに驚かされます。

大聖堂の頭の部分は若干改装中なのが残念でした。

内部には無料で入場できました。

荘厳な内装にうっとり、おもわず長居してしまいました。ツアーガイドに連れられた観光客のグループもちらほらいらっしゃいました。

さらに見所がこの大聖堂の上部パノラマビューが楽しめるカフェがあります。

カフェテーブルからの景色

景色に見える川の向こう側はスロバキアです。

お昼を食べていざクロアチア

見つけた地元に愛されるデリでお肉ランチを楽しんだあと、大きな橋を渡ってクロアチアへ散歩へ向かいます。

橋は写真や上から見るよりも長くわたるのに数十分かかります。

橋の真ん中あたりが国境になっていますがどちらの国もシェンゲン協定国ですのでパスポートの提示などは必要ありません。

橋を越えたあたりですぐにハンガリーのカードは電波が入らなくなります。国境ってこうゆうことかぁと再実感。

また、橋を渡るとハンガリーの通貨フォリント表示ではなくユーロ表示に代わります。こんなに近いのに不思議な感じ。

スロバキア側の街並みはこんな感じ。メインストリートでも人通りはあまり多くなく田舎町という感じです。

せっかくなのでクレジットカードを使ってコーヒーを一杯だけ頂いてハンガリー側へ帰還。

帰りも、大聖堂周りをはじめとするエステルゴムの中心部を散策しながら、駅へと向かいました。エステルゴムの駅はほとんどがブダペスト行ですし、小さいので迷うことはないでしょう。行きと同じ工程でチケットを購入して帰路へ。

電車内の電光掲示

帰りの電車は充電用のコンセントがあり助かりました。

社内の電光掲示の右下には列車のスピードが表示されます。100km近く出ていました。

まとめ

エステルゴムはブダペストからアクセスも良く見所もある。だからといって広すぎもせず非常にデイトリップに向いている街だと感じました。また、Suzukiのおかげでエステルゴムにいるだけで日本人であることを誇らしく思う場面も多くありました。

ハンガリーに訪れた際には是非エステルゴムにも足を運んでみてください。

この度も最後までご覧いただきありがとうございました。 良い旅を!

ハンガリー ブダペストでの食体験をまとめて紹介! お勧めのレストランやグルメ

こんにちは!

バックパック旅第一弾の最終ゴール地点ハンガリーブダペストに到着しました。バルカン半島からやってくるとブダペストの国際色の豊かさに非常に驚かされます。

それはレストランのバラエティも一緒でハンガリー独自の料理を提供するレストランは勿論、日本人にはうれしいアジア料理店の数もドッと増えたように感じました。

そんなブダペストで滞在していた時に体験した「食」にまつわる経験をまとめてみましたので是非最後までご覧ください。

ハンガリー料理

別名マジャル料理は遊牧民的な生活をしてきたとされるマジャル人が伝統的に食べてきた歴史ある独自の料理です。

・グーラッシュ

ハンガリーを代表する超有名料理 で、ブダペスト滞在時何回も食べたくなるようなマイルドな味付けで海外慣れしていなくてもドはまりすること間違いなしの料理です。

シチューやスープに分類されることが多くさらさらとしてスープタイプのグーラッシュとゴロゴロと肉が入ったシチュータイプのグーラッシュがあります。

上写真のパスタのような練り物はガルシュカです。餃子生地を小さく丸めたようなものを、まるで白米のようにシチューと一緒に頂きます。

・ラーンゴシュ

ハンガリー風揚げパンでストリートフードとして人気の高い料理。薄い円形の揚げパンの上にお好みでチーズやサワークリーム、ベーコン、野菜類がのったりします。

大きいサイズのものが多く、かなりこってりとした料理ですが朝ごはんなどで食べられることも多いとか、伝統的に朝ごはんをしっかりとるのがハンガリーでは一般的だそうです。

・パリンカ

ハンガリーを代表する酒の一つで、色々な果物からつくられます。最もベーシックなものがプラムからつくられるもので、ほかにもサクランボや梨など様々な種類があります。レストランでは食後酒で用意されていることも多いので是非チャレンジしてみてください。

そんなハンガリー料理を食べるなら

ブダペストでみつけた良さげなレストランを二つ紹介します。

・Drum Cafe Budapest

ペスト地域のユダヤ人街近くにあるレストラン。ハンガリー料理をメインに取り扱っていて主菜からデザートまでついて3150HUF≒1120円ほどと値段も良心的。

テラス席までランチタイムなどはいっぱいになります。

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・TodiKonyhaya Restaurant

ブダ地域からはローカルで静か目なレストランを紹介。上のレストランとは対照的にこじんまりとして静かなイメージのレストラン。ブダ城地域のほうに滞在又は歓呼で訪れた時に是非訪れてほしい場所。

やはりパプリカ味のシチューとガルシュカが非常においしい!!

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・Kisharang Etkezde

聖イシュトヴァーン大聖堂の近くにあるレストラン。

こちらも観光の中心部にあるので英語のメニューや店員さんの説明なども非常に優しく良いディナータイムが楽しめると思います。上で紹介したパリンカなどの酒類の品ぞろえもよく伝統料理を楽しみたいのなら、ここに行けばなんでも見つかるといった印象です。

店内の装飾も伝統的なスタイルで居心地が良いです。

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更に様々なユニークな「食」の体験

ハンガリーに来たら試したいのがトカイワインをはじめとしたハンガリアンワインですよね? 皆様に是非足を運んでいただきたいのがこのお店

In Vino Veritas

国内のワインを多く取りそろえたお勧めのワインショップで、お店の二階ではハンガリアンワインのテイスティングワークショップを開催しています。いろいろなワインを試飲してから購入したい方に是非訪れてほしいお店です。

勿論トカイワインや西欧のワインも取り揃えています。

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街中で発見煙突型ドーナツ?

街中を散策していると大通りを中心に小さな店舗を頻繁に見かけます。

ここではこんなユニークな形のパンが購入できます。

味はチョコレートやココナッツなどいくつかのフレーバーが用意されています。私は朝ごはん用に購入。食べ歩きにも便利な一個ずつの購入可能です。

街中に小さなキオスクのような店舗

ハンガリーのチェリーパイを発見

Meggyes piteという名前(すみません発音わかりません)のパイ生地の中にサワーチェリーがはいった絶品お菓子を発見しました。

私は中央市場一階のちいさな売店で発見しました。このパイ以外にもいくつかのペイストリーが売っていたので見つけたら他も是非ご賞味ください。

まとめ

ブダペストはある目的地に向かって歩いていても、すぐに目移りしてしまうほどいろいろなレストランやカフェがあふれた町でした。

実際に味付けも濃すぎたり、脂っこすぎたりせずに比較的日本人にも好まれるようなものが多かった気がします。

ブダペストに訪れた際は、上で紹介したレストラン以外にもいろいろなレストランを発見してみてください!この度も最後までご覧いただきありがとうございました。

セルビア ノービサードからハンガリー ブダペストまでのバス旅 シェンゲン国境超えは超壮絶!?

こんにちは!

初めてのバックパック旅、最終ゴール地点ブダペストまで最後の長距離移動となりました。

セルビア第二の都市 ノービサードでの滞在後ハンガリーに向かいます。

ノービサードの街の紹介も前の記事にしているのでよろしければご覧ください。

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元来の予定ではハンガリー南部の都市セゲドへの移動を考えていましたが、コロナウイルスセルビアハンガリー間の往来が少なくなったことで、多くの電車やバスの運行がなくなってしまったようです。

2022年5月の段階でノービサードからハンガリーに直行で向かうバスはブダペスト行のみです。

 

バスチケットの購入と発着はノービサードバスステーションから

ノービサードの陸路の玄関口バスステーションは鉄道駅の目の前に見つかるので迷うことはないと思います。場所は下のリンクを参照ください。

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チケットはバスステーションに入って正面ウッド調のチケットオフィスが見つかります。2022年5月の段階でブダペスト行はFlixBusという会社が一日三便ほど運航していました。

私は夕方の17:45発のバスを予約しました。

チケットは今までのバルカン半島の移動で用いた、どのバスのチケットよりもしっかりとした作り。

値段は2280RSD≒2700円ほどで、カードが利用できました。

ウェブサイトでも予約ができるらしくユーロでの決済もできます。

global.flixbus.com

出発してからの行程

バスターミナルは待合場所にいくつもショップがあるので余ったセルビアディナールなどはここで飲み物や軽食の購入に充てるとよいと思います。

バスは会社の色の緑とオレンジにに塗られたかわいい大型高速バス。全席の50%ほどの乗車率でした。

全行程5時間予定のバス旅。出発時間はほとんど遅延なく幸先の良いスタートですした、、、が、しかし!

 

シェンゲン国境通過の厳しさ

1時間ほどバスは止まらずに快走を続けハンガリーとの国境近くに到着しました。

セルビア出国手続きまでバスは停車して出国の順番を待ちます。実際に車を降りる用に指示を受けるまでバス内で待機ですが、この待機時間が一時間ほどでした。

バスを降りるときは自分の身の回り品をすべて持って下車するように指示を受けます。ここで今までの陸路国境で最も厳しい荷物検査を受けました。一人一人カバンの中身をすべてテーブルの上で出して説明を求められます。

しかしセルビアの国境警察の方々は皆とても親切で挨拶がしっかりできる方が多く不快な気持になりませんでした。

車に戻されすでに時間は20:30くらいで、最後に食べたGyroを思い空腹を紛らわせます。

バスの乗客全員の出国が終わってバスに戻るとバスはゆっくりと動き出します。

ここで同じバスに乗るおばさんから不吉な話を小耳に挟みます。

シェンゲン協定内に入るときは12時間待機とかもよくある話よ」

その話でバス内は全員大混乱に笑、、 この時点で国境付近に到着してから2時間以上たっているので全員ストレスが溜まっていました。

結局1mもバスが進まないまま5時間が経過。バスの運転手が乗客を起こし始めたのは午前2時前!!

この時点でバスの到着予定時刻を三時間ほど超えています。

そこからは疲れで記憶が虚ろ

シェンゲン協定内の国はパスポートなしで行き来ができる一方、外部からシェンゲンに入るのはめちゃくちゃ厳しい!、と思いきやハンガリー入国は細かな質問等されずにスムーズに入国。

そこからは眠りについて記憶があいまいですが、国境を越えてからは再度バスは快走を続け、結局Budapest Flix Bus stationに4:40に到着。

場所が若干厄介なので到着前に要確認です↓

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まとめ

ノービサードからブダペストまでのバスは、思わぬ形で深夜バスと化してしまう恐怖の遅延バスでした。

結果 出発から到着まで12時間弱のバス旅でした。

事前にホテルを取っていたら一泊丸々強制キャンセルになるところでした。

セルビアハンガリー国境に限らず、シェンゲン協定の境界を超える陸路移動をするときは時間に余裕を持った予定を立てることが大事だと学びました。

この度も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

欧州文化首都にも選ばれた、セルビア第二の都市ノービサードの観光地まとめ

こんにちは!

セルビアの首都ベオグラードから北西に70kmほどセルビア第二の都市ノービサード(又はノヴィサド)にやってきました。ベオグラードからの移動と、宿探しの行程は別ブログで書いたのでそちらもご覧ください。↓

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今回は2021年の欧州文化首都にも選ばれたノービサードの見どころをいくつか紹介します。ノービサードは小さな町ですので大雑把な観光だけであれば数日の滞在で十分だと思います。ベオグラードからのデイトリップでも大丈夫なように中心部のチェックポイントをまとめました!!

1.ペトラヴァラディン要塞

ノービサード一番の観光地であるこの要塞。写真の通り旧市街から見て、ドナウ川の対岸に位置します。よって川に架かる大きな橋ヴァラディン橋を渡って向かいます。

要塞には欧州文化首都に選ばれたことを掲げる白い掛け旗が掲げられています。

要塞は1692年に建てられた要塞でオスマン帝国との戦いの拠点になった要塞です。

要塞の足元から写真のような石造りの階段が伸びています。トンネルや門をくぐって写真上の時計塔を目指します。

外国人観光客は勿論、国内から社会科見学の学生軍団もおおくこの要塞に来ていました。

要塞内部は無料で入場できます。

文化的な遺産に無料で入場できるのはとてもうれしいです。時計台近くからの眺めは圧巻でドナウ川の向こうに旧市街が見下ろせます。

要塞の柵には多くの人が願いを書いた南京錠をひっかけていました。

EXITフェスティバルという毎夏おこなわれる音楽フェスが行われる場所としても知られていますので興味のある方は7月ごろにこの要塞へご訪問ください。

2.ベオグラード城門

ペトラヴァラディン要塞からすぐ近くにある門。ベオグラードまで向かって続いていた門の一つであり、歴史的に価値の高い建造物とされています。今は幹線道路のトンネルの一部と化していますが、要塞近くまで行ったら散策もかねて一見の価値ありだと思います。

この要塞を越えて旧市街と反対のほうへ進んでいくと、大規模な地下墓地、カタコンベの見学ができる洞窟があります。私は一人で訪れたのですが不気味すぎてあきらめましたが、ツアーなどで散策ができるようですので興味のある方は要チェック!

3.ノービサード旧市街

言わずとノービサード観光の中心地となる場所です。

多くのレストランやホテルなど観光に必要なものは何でもそろいます。低い建物で統一された旧市街はどこを見ても美しいです。

旧市街も迷うような規模ではないので容易に散策ができるとは思いますが旧市街内のポイントもいくつか整理します。

Ⅰ.ビショップパレス

ネオルネッサンス様式で建てられた歴史的な建造物の一つ。オレンジと黄色の奇抜な色が目を惹きます。

Ⅱ. 自由広場と聖処女マリア教会

2022年5月27日は町で大きなフェスティバルが行われていましたので自由広場には大きな会場が設営されています。

街で一番目を惹く教会をはじめとする大きな建造物が自由広場を囲んでたっています。

ホテルの選択に迷ったらこの広場の近くを取れば間違いなしです。

Ⅲ. 聖大殉教者ジョージ大聖堂

セルビア正教会の本拠地でもあるこの教会は1734年に建てられたものを起源としています。内部は古い祭壇などが並んでいて見ごたえがあります。

Ⅳ. ザギャラリーオブマティカスプスカ The Gallery of Matica Srpska

セルビア国内最大かつ最古のギャラリーの一つで国内を代表するアーティストの展示など多く鑑賞できます。天気などに恵まれなかった場合は長い時間滞在することもできる広さなのでおススメ。

200RSD≒240円ほどに入場料

www.galerijamaticesrpske.rs

まとめ

ノービサードはベオグラードからアクセスがしやすくセルビアを代表する大都市の一つですが、ベオグラードと全く違う雰囲気や、建物のデザインが楽しめる街だと思いました。2021年に欧州文化首都に選定されてからは、海外からの観光客にも人気が出ている所ですので、これからより観光地として見所が増えていくことも期待できそうです。

ノービサードに滞在する際には、自分だけのノービサードの魅力を発見してみてください。この度も最後までご覧いただきありがとうございました。 良い旅を!!