こんにちは!
セルビアの首都ベオグラードから北西に70kmほどセルビア第二の都市ノービサード(又はノヴィサド)にやってきました。ベオグラードからの移動と、宿探しの行程は別ブログで書いたのでそちらもご覧ください。↓
akachino-journey.hatenablog.com
今回は2021年の欧州文化首都にも選ばれたノービサードの見どころをいくつか紹介します。ノービサードは小さな町ですので大雑把な観光だけであれば数日の滞在で十分だと思います。ベオグラードからのデイトリップでも大丈夫なように中心部のチェックポイントをまとめました!!
1.ペトラヴァラディン要塞
ノービサード一番の観光地であるこの要塞。写真の通り旧市街から見て、ドナウ川の対岸に位置します。よって川に架かる大きな橋ヴァラディン橋を渡って向かいます。
要塞には欧州文化首都に選ばれたことを掲げる白い掛け旗が掲げられています。
要塞は1692年に建てられた要塞でオスマン帝国との戦いの拠点になった要塞です。
要塞の足元から写真のような石造りの階段が伸びています。トンネルや門をくぐって写真上の時計塔を目指します。
外国人観光客は勿論、国内から社会科見学の学生軍団もおおくこの要塞に来ていました。
要塞内部は無料で入場できます。
文化的な遺産に無料で入場できるのはとてもうれしいです。時計台近くからの眺めは圧巻でドナウ川の向こうに旧市街が見下ろせます。
要塞の柵には多くの人が願いを書いた南京錠をひっかけていました。
EXITフェスティバルという毎夏おこなわれる音楽フェスが行われる場所としても知られていますので興味のある方は7月ごろにこの要塞へご訪問ください。
2.ベオグラード城門
ペトラヴァラディン要塞からすぐ近くにある門。ベオグラードまで向かって続いていた門の一つであり、歴史的に価値の高い建造物とされています。今は幹線道路のトンネルの一部と化していますが、要塞近くまで行ったら散策もかねて一見の価値ありだと思います。
この要塞を越えて旧市街と反対のほうへ進んでいくと、大規模な地下墓地、カタコンベの見学ができる洞窟があります。私は一人で訪れたのですが不気味すぎてあきらめましたが、ツアーなどで散策ができるようですので興味のある方は要チェック!
3.ノービサード旧市街
言わずとノービサード観光の中心地となる場所です。
多くのレストランやホテルなど観光に必要なものは何でもそろいます。低い建物で統一された旧市街はどこを見ても美しいです。
旧市街も迷うような規模ではないので容易に散策ができるとは思いますが旧市街内のポイントもいくつか整理します。
Ⅰ.ビショップパレス
ネオルネッサンス様式で建てられた歴史的な建造物の一つ。オレンジと黄色の奇抜な色が目を惹きます。
Ⅱ. 自由広場と聖処女マリア教会
2022年5月27日は町で大きなフェスティバルが行われていましたので自由広場には大きな会場が設営されています。
街で一番目を惹く教会をはじめとする大きな建造物が自由広場を囲んでたっています。
ホテルの選択に迷ったらこの広場の近くを取れば間違いなしです。
Ⅲ. 聖大殉教者ジョージ大聖堂
セルビア正教会の本拠地でもあるこの教会は1734年に建てられたものを起源としています。内部は古い祭壇などが並んでいて見ごたえがあります。
Ⅳ. ザギャラリーオブマティカスプスカ The Gallery of Matica Srpska
セルビア国内最大かつ最古のギャラリーの一つで国内を代表するアーティストの展示など多く鑑賞できます。天気などに恵まれなかった場合は長い時間滞在することもできる広さなのでおススメ。
200RSD≒240円ほどに入場料
まとめ
ノービサードはベオグラードからアクセスがしやすくセルビアを代表する大都市の一つですが、ベオグラードと全く違う雰囲気や、建物のデザインが楽しめる街だと思いました。2021年に欧州文化首都に選定されてからは、海外からの観光客にも人気が出ている所ですので、これからより観光地として見所が増えていくことも期待できそうです。
ノービサードに滞在する際には、自分だけのノービサードの魅力を発見してみてください。この度も最後までご覧いただきありがとうございました。 良い旅を!!