こんにちは!
初めてのバックパック旅、最終ゴール地点ブダペストまで最後の長距離移動となりました。
セルビア第二の都市 ノービサードでの滞在後ハンガリーに向かいます。
ノービサードの街の紹介も前の記事にしているのでよろしければご覧ください。
akachino-journey.hatenablog.com
元来の予定ではハンガリー南部の都市セゲドへの移動を考えていましたが、コロナウイルスでセルビアーハンガリー間の往来が少なくなったことで、多くの電車やバスの運行がなくなってしまったようです。
2022年5月の段階でノービサードからハンガリーに直行で向かうバスはブダペスト行のみです。
バスチケットの購入と発着はノービサードバスステーションから
ノービサードの陸路の玄関口バスステーションは鉄道駅の目の前に見つかるので迷うことはないと思います。場所は下のリンクを参照ください。
チケットはバスステーションに入って正面ウッド調のチケットオフィスが見つかります。2022年5月の段階でブダペスト行はFlixBusという会社が一日三便ほど運航していました。
私は夕方の17:45発のバスを予約しました。
チケットは今までのバルカン半島の移動で用いた、どのバスのチケットよりもしっかりとした作り。
値段は2280RSD≒2700円ほどで、カードが利用できました。
ウェブサイトでも予約ができるらしくユーロでの決済もできます。
出発してからの行程
バスターミナルは待合場所にいくつもショップがあるので余ったセルビアディナールなどはここで飲み物や軽食の購入に充てるとよいと思います。
バスは会社の色の緑とオレンジにに塗られたかわいい大型高速バス。全席の50%ほどの乗車率でした。
全行程5時間予定のバス旅。出発時間はほとんど遅延なく幸先の良いスタートですした、、、が、しかし!
シェンゲン国境通過の厳しさ
1時間ほどバスは止まらずに快走を続けハンガリーとの国境近くに到着しました。
セルビア出国手続きまでバスは停車して出国の順番を待ちます。実際に車を降りる用に指示を受けるまでバス内で待機ですが、この待機時間が一時間ほどでした。
バスを降りるときは自分の身の回り品をすべて持って下車するように指示を受けます。ここで今までの陸路国境で最も厳しい荷物検査を受けました。一人一人カバンの中身をすべてテーブルの上で出して説明を求められます。
しかしセルビアの国境警察の方々は皆とても親切で挨拶がしっかりできる方が多く不快な気持になりませんでした。
車に戻されすでに時間は20:30くらいで、最後に食べたGyroを思い空腹を紛らわせます。
バスの乗客全員の出国が終わってバスに戻るとバスはゆっくりと動き出します。
ここで同じバスに乗るおばさんから不吉な話を小耳に挟みます。
「シェンゲン協定内に入るときは12時間待機とかもよくある話よ」
その話でバス内は全員大混乱に笑、、 この時点で国境付近に到着してから2時間以上たっているので全員ストレスが溜まっていました。
結局1mもバスが進まないまま5時間が経過。バスの運転手が乗客を起こし始めたのは午前2時前!!
この時点でバスの到着予定時刻を三時間ほど超えています。
そこからは疲れで記憶が虚ろ
シェンゲン協定内の国はパスポートなしで行き来ができる一方、外部からシェンゲンに入るのはめちゃくちゃ厳しい!、と思いきやハンガリー入国は細かな質問等されずにスムーズに入国。
そこからは眠りについて記憶があいまいですが、国境を越えてからは再度バスは快走を続け、結局Budapest Flix Bus stationに4:40に到着。
場所が若干厄介なので到着前に要確認です↓
まとめ
ノービサードからブダペストまでのバスは、思わぬ形で深夜バスと化してしまう恐怖の遅延バスでした。
結果 出発から到着まで12時間弱のバス旅でした。
事前にホテルを取っていたら一泊丸々強制キャンセルになるところでした。
セルビアーハンガリー国境に限らず、シェンゲン協定の境界を超える陸路移動をするときは時間に余裕を持った予定を立てることが大事だと学びました。
この度も最後までご覧いただきありがとうございました。