こんにちは!
ボスニアヘルツェゴビナでの滞在を終えお隣の国、セルビアに向かいます。
これまで滞在していたコソボやボスニアヘルツェゴビナはセルビア人となんかしらの対立や、紛争を経験している国でしたので少し不安になりながらセルビアへの旅路につきました。
今回のバックパック旅では深夜バスは初めてだったのでいろいろな意味での緊張とワクワク感を持ちながら出発しました!
今回の記事ではその深夜バスのチケット購入から到着までざっとレポートします。
ベオグラード行は中央バスターミナルに発着していない!?
ボスニア国内を運行する便のほとんどや国際線の多くが発着するサラエボバスステーションからは2022年5月の時点でベオグラード行が出ていないとのことでした。
サラエボーベオグラード間はいくつかのバス会社が運航しているはずなのですが、以前運航していたはず?の中央バスターミナル発のベオグラード行は現在停止中の用です。
ということで、サラエボ国際空港にほど近いイーストサラエボバスターミナルに行くことになりました。
このバスターミナルまではバス31Eを利用しましょう!旧市街中心部から一本でアクセスできます。
しかしこのバスターミナル中央バスターミナルは鉄道駅と比較して本当に何もない、超田舎のバスターミナルです。国際便が発着するとは思えない。。
1日一便のみ22時発のバスを狙って夕方18時ごろバスターミナルに到着しましたが、チケットオフィスは2つのみ、インフォメーションデスクのようなところもやっていないようなさびれた雰囲気でした。
チケットオフィスにはこの立札が。。話を聞くと22時の便のチケット販売は現金のみで21時開始とのこと。。
仕方なく時間をつぶすことに、、
周辺には小さなモールがあるので、もし同じ境遇の方にはそこに行くことをお勧めします。
夜の9時近くになると乗客がバスターミナルに集まり始めます。見た感じほとんどが外国人という感じで現地の人は少ない印象。
ぴったり22時にチケットの販売が開始。現金のみの取り扱いで金額は48BAM≒3400円ほどです。
チケットは今までにないほどしっかりとした作りでそれには驚きました。
出発からの行程
ほぼ時間通りにバスの乗車も開始しました。バスは一般的な高速バスでした。
会社名のKondorが目立って格好いいですね。
驚いたのは内装で座席全てが皮っぽいデザインで統一され、非常に座り心地がよい!
座席横にゴミ袋などもついていて長時間バスを少しでも快適にしようとするサービスがうかがえます。
間接照明のようなオレンジライトも雰囲気が良いです。
出発から10分おきくらいに3つほど停車駅がありました。その都度乗客が増えて出発から30分後くらいには満席になってしまいました。熟睡する気でいたのでかなり残念。
それでもなんとかうとうとしたと思ったら午前2時ごろボスニアヘルツェゴビナーセルビア国境です。不思議なのが、国境につく頃には、また乗客が半分くらいになっていたことです。ほとんど何もない草っぱらを走っていたはずなのに皆どこで降りたんだろう?
出国ではバスを一度降ろされ一人ずつ手続きをするもののセルビア入国ではバス内でパスポートを回収されて数10分後に手渡しで返される。それで入国手続きは終了です。
私はここで一番後ろのバックシートを丸々占領できたのでここから爆睡!記憶がありません。。
気が付くと、、
大きなベオグラードバスステーションに到着していました!!
まとめ
バスは出国入国の手続きから、座席の空間まで出発してから不満に感じるポイントはほぼありませんでした。
ただ、かなり乗客数も多かったのでシンプルに深夜バスが苦手な人には若干苦しい移動になるかもしれません。。
また、朝6時前にベオグラードに到着しても周辺のカフェや店は勿論開いてないので一人で時間をうまく潰す術を考える必要がありそうです。私は3kmほど歩いて移動しマクドナルドを発見しましたがそれも7:00開店という始末、、冬や雨の日だったらどうするのがベストなんだろうと思わさせられました。。
朝のベオグラードは人が少なく散歩するのにはとても良い場所でした。
サラエボからベオグラードは一国の首都から首都の旅でしたが、夜が明け、目を覚ますと違う星に来たかというほど景色が違うことにも驚きました。
ぜひ深夜バスの旅を使ったずらし旅?で新しい街の側面を発見してみてください!
この度も最後までご覧いただきありがとうございました。