こんにちは!
北マケドニアの首都スコピエからヨーロッパで最も若い国コソボに向かいました。首都から首都ですが距離は100kmほどしか離れていないので、国を跨ぐといっても東京から成田空港に向かうようなもんです。実際の道中は何もない草原のようなところも多かったので距離感を考えるのに日本の地名を引き合いに出すと、東京の街の大きさに改めてびっくりさせられます。
スコピエ中央バスターミナルでチケットの購入
スコピエの中央バスターミナルは文字通り中心部から歩いてもアクセスできるような好立地ですが高架の下で目立たず地味な見た目です。
ターミナル内に入るとシンプルな作りでいくつかの売店と乗客の待機場所、チケットカウンターしかありませんでした。
写真の通りチケット販売所、インフォメーションデスク、両替所はひとまとまりになっていてわかりやすいです。チケットの販売所ではクレジットカードが使えました。スコピエからプリシュティナ行のバスはかなり頻繁に出ているようで、私は朝10:10発のバスを予約することにしました。
スコピエのバスターミナルはコンパクトでチケットカウンターも一つにまとまっているのでチケットの購入で大きなトラブルに巻き込まれることは少ないと思いますがバルカン半島をバス旅する時はBus Ticket 4 meというウェブサイトを使うと非常に便利です。オンラインでチケットの予約、バスルートの確認などができるのでぜひ使ってみてください。
実際に受け取ったチケットはこんな感じ↓
レシートのような安い見た目のチケットで書かれている情報は数字意外すべて現地語なので外国人にはあまり優しくない仕様。
価格は450MKD≒1050円でした。チケットの発行は非常にスムーズで2022年5月の段階ではコロナ禍だから陰性証明を提出するなどの特別な手順は何もありませんでした。
出発してからの行程
バスを待つターミナルには数字がふられていてプリシュティナ行であることを職員に伝えると5番乗り場からの発車であることを教えてくれました。ターミナルのいたるところにマケドニアでお世話になったイギリスの携帯会社Lyca Mobileの広告がありました。マケドニアで顧客獲得に力を入れているようです。
バスは発車時間ピッタリごろにターミナルに到着し数分遅れて乗車が始まりました。出発も10分ほど遅れましたがバルカン半島のバスは想像以上に定時発車定時到着が多いので信頼できます。
移動は大型バスではなく写真のようなバンでした。かなり乗客は多く満席でした。大きな荷物を持ち込むと少し苦労しそうです。座席は比較的清潔に管理されていて安心しました。あまりスペースは広くありませんでしたが、移動時間と価格を鑑みても妥協できるクオリティでした。
出発して30分ほどで国境に到着しました。国境でも厳しい入国審査はなく荷物の検査すらされませんでした。当然のようにコロナ関連の書類の提示も求められませんでした。
全員の出国入国手続きが20分ほどで終了しすぐにバスは走り出しました。
その後バスは止まらず快走を続け、プリシュティナに到着したのは12:10、全行程は2時間ほど!
バスはプリシュティナのバスターミナルではなくKosovo Flagの大きな交差点の近く、道端で降ろされました。
Kosovo Flag https://goo.gl/maps/3hfThcZYNt6W6s7r6
中心部まで歩くと少し遠い場所でしたが、交通量も多く、レストランなどが多く立ち並ぶエリアで安心して移動することが出来そうな場所でした。
まとめ
スコピエからプリシュティナはたった100kmしか離れていないのにバスから降りると、まったく違った異国の雰囲気になるそんな不思議なバス旅でした。
この度も最後までご覧いただきありがとうございました。 良い旅を!