akachino_journey’s blog

新卒旅人バックパッカーの日記です

日本人が知らないトルコ料理紹介「ココレッチ」「ミディエ」「ボザ」とはいったい何?

トルコ料理世界三大料理に数えられる世界中の人に愛され歴史も長ーい、それは知っていてもいざトルコ料理って何があるか聞かれたら「ケバブ」くらいしか思いつかない。。そんな人も多いのではないでしょうか?

私はバックパック旅でトルコを訪れて現地のトルコ人に聞いたこともなかった料理をいくつも教えてもらいましたので、数日のトルコ滞在でも後悔しないグルメなトルコ旅ができるよう、いくつかの不思議な料理をまとめてみました。

1.ココレッチ Kokoreç

調理される直前のココレッチ

ココレッチは羊の腸を写真のようにグルグルと串に巻き付けて炭焼きにするワイルドな料理です。この写真はイスタンブールの幹線道路脇の屋台のような店で撮影したものでトルコでは道端などで気軽に購入できるB級グルメのひとつです。

私がおススメする入りやすいココレッチ屋さんがŞampiyon Kokoreç(チャンピョンココレッチ)です。トルコ国内のチェーンでイスタンブールではアジア側、ヨーロッパ側でも店舗を見つける事が出来ますので是非利用してみてください。

パンに挟まれて提供されたココレッチ

料理として出てくるとひき肉のような見た目で、調理中の腸感はなくなってしまいますが、触感がコリコリとしていてホルモンのような感じです。細かく刻んだトマトや野菜がココレッチと良いハーモニー。ぜひ試してほしい逸品です。

2.ミディエ (ミディエドルマ)Midye Dolma

ミディエはムール貝という意味、ドルマはトルコやバルカン半島の国で食べられる詰め物料理一般を指します。トルコに来ると写真のような大きなパエリヤ皿?にたくさんのムール貝を敷き詰めて広場や道端でミディエを売っている人が見つかります。

イスタンブールでは貝一つ当たり5~10TYR≒40~80円で一個から購入できます。すぐに貝を開けた状態で手渡してくれるので、その場で食べる事が出来ます。

中にはハーブ、スパイスで味が付いたピラフが詰められてムール貝も窮屈そうです。屋台で購入するとその場でレモンを絞ってくれます。

屋台以外にもレストランやミディエを専門に取り扱う店も存在するので是非探してみてください。

3.ボザ Boza

シナモンやひよこ豆をトッピング

ボザは麦を発酵させてつくる何にも例えられない不思議な味の伝統的な飲み物です。少し甘くて発酵食品独特の酸っぱさに、ふわっとアルコールのような香りも残るそんなドリンクで、日本人には「甘酒のよう」と説明されることが多いようです。

ボザでもっとも有名な店がVefa Bozacısıです。1876年に開業してから伝統的なボザを作り続ける超老舗です。イスタンブールに一店舗、アンカラにも支店が一店舗あるようです。

私はイスタンブールの店舗に来店しました。

店の外観

店の通りを挟んだ真向かいに赤い小さな売店があります。現地の方はボザの店に入る前にこのお店で一緒に食べるひよこ豆のお菓子、レブレビ(Leblebi)を購入します。個人的に初めてボザを飲む日本人の方にはこのお菓子を事前に購入することをお勧めします。発酵食品特有の甘酸っぱさとレブレビのしょっぱいコントラストが完璧にマッチするからです。

店内にビュッフェ置きされているボザ

 

10TRY≒80円でコップ一杯のボザが買えます。店内には5台ほどのテーブル席があり混雑していることが多いです。店内の装飾がエキゾチックな模様で歴史を感じさせます。店内ではコップ以外にもお土産用にボトルでの購入もできるようなので気に入った方はそのままお土産購入もできるので便利です。

まとめ

トルコで滞在していた期間だけで日本ではなかなか試すことができない独特な食べ物や飲み物に数多く出会いました。この記事では是非日本人観光客にもっと知られてほしい「ココレッチ」「ミディエ」「ボザ」の三つを紹介しました。

是非トルコに行く機会があれば探してみてください。

この度も最後までお読みいただきありがとうございました!良い旅を!!