akachino_journey’s blog

新卒旅人バックパッカーの日記です

世界最高標高の街の一つ4000m超のポトシへ。一泊二日で街歩き

こんにちは。ボリビアの首都 ラパスから高速バスを利用して世界最高レベルの標高を誇るポトシにやってきました。

1泊2日の超短期滞在ではありましたが、街歩きを含めてグルメなど満足の行く旅行が出来たので思い出の共有を兼ねてブログにすることにしました。

是非最後までご覧ください。

バスターミナルから深夜バスを利用

21:30初の深夜便を利用しました。ターミナル周りは明るいですが、夜は油断禁物です。なるべくUberや信頼できるタクシーを配車して利用しましょう。

バスターミナルの中はかなり整備されていて二階部分にはレストランや売店が立ち並んでいるので早めにターミナルに到着しているのも手かもしれません。

時間通りバスはプラットホームに到着。乗車する時にバスターミナルの利用料を支払います。現金のみ受け付けられているので小銭を用意しておくと便利です。

座席はSemi Camaサイズですが比較的快適。

時間通り6時半にポトシのバスターミナルに到着。9時間のバス移動は停車も少なくとてもスムーズな街移動でした。

ポトシにはバスターミナルが二つありますがラパスから到着したターミナルは町の中心部から離れた場所にあるので中心部へ向かうためにタクシー運転手が多く待ち伏せしています。

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ラパスの町を歩いて観光

ラパスの街の中心部は非常にコンパクトで、以前は大陸でもっとも人口が多かった街とは言え現在のポトシはとても静かな田舎町といった感じ。世界遺産に登録されていて歴史的な町並みが広がっていますが、主要な建物は中心部に集まっていて歩いて観光が楽しめます。

ポトシ山が臨める広場横の通りはレストランやカフェなどが立ち並び観光の中心という感じ。Potosiの名を冠したビールが有名らしく、高山病対策が十分にできているようであれば近くの醸造所で作られたビールなどを楽しむのも良い観光の一つかもしれません。

町のローカル市場を散策

ポトシの鉄道駅の裏手Avenida Sevilla沿いにはたくさんの出店が並びローカルな果物や食品、雑貨などが販売されていました。

人喰い山セロリコと町が眺められる展望台へ

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町の色々なところから見られる塔のような展望台が目印のミラドール公園。銀の採掘を行っていた町の象徴でもあるセロリコを眺める事が出来ます。

展望台までは坂道が多いので、高山病対策はしっかり行ってください。

ポトシの名物カラプルカが絶品

ポトシの溶岩を利用したスープ料理Kalaphurkaを食べましょう。

スープの中に赤らむほど焼かれた溶岩を丸ごと落とした、煮込みスープです。

一緒に提供されるコーンを入れて一緒に食べるポトシの名物ランチのようです。

ポトシのシンボルにもなっている不思議な顔のロゴが店を見つける際のポイントです。このシンボルは正面から見て左半分が植民地支配して甘い蜜を吸っていたスペイン人を、右半分は厳しい統治を強いられていた原住民の顔を表しているそうです。。深い。。

Casa de la monedaはもちろん必見

町の広場からすぐ近くにある、かつての造幣局。銀が採掘されていたポトシならではの施設で現在は博物館になっている。

外国からの観光客は40Bs.≒820円ほどの入場料。展示の写真を撮りたい場合はプラスで20Bs.≒410円の追加料金を事前に支払う必要があります。

全入場客はツアーにてガイドが同行します。スペイン語と英語のツアーが行われています。パンフレットでは日本語のものもあるようですが、ツアーは行われていませんでした。

内部ではコインの歴史や、奴隷制度とポトシ銀山の歴史などを学習することができます。

銀山に実際に入ることができるツアーも街では予約できるようですが、時間の無い旅人には、この博物館で歴史を学ぶのはおすすめです。

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まとめ

ポトシに一泊二日の弾丸で立ち寄った際のまとめでした。小さな町ですが歴史的にボリビアだけでなく南米を席巻したユニークな背景を持ったポトシに是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

訪れる際は高山病対策は忘れずに。

この度も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

ボリビア ラパス 公共交通機関を利用して月の谷とEl Altoへ訪問

こんにちは。ボリビアの首都ラパスに滞在した際、とても満足度の高かった観光地の二つ、月の谷(Velle de la luna)と郊外の街 エルアルト(El Alto)を紹介します。

どちらもラパス市内から公共交通機関を利用してアクセスできるので2023年の4月訪問時の情報を共有します。

是非最後までご覧ください。

月の谷へはPlaza Mayorからバス209番に乗車

ラパスの観光の中心でもあるPlaza Mayor de San Franciscoの目の前のバス停から月の谷への直行便を利用できます。

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ラパスでは黒煙を吐きながら走る中古の大型アメ車がバスとして利用されています。

空気汚染は深刻ですが、デザインはラパスをより明るい街にしているようで気に入りました。

209番バスを利用できると月の谷間で経由なしで直行できます。所要時間は30分ほど。

バス内は広くないし日が当たると暑苦しい。月の谷は欧米人にも人気の観光地ですので、外国人観光客をこのバス停で探すと、迷わずに乗車できるかも、、?

月の谷入り口前に到着

月の谷にはバス停らしい停留所はありませんが、各国の国旗が建った場所が目印です。

ラパス市内に帰る便もこの付近で捕まえる事が出来ます。

入り口から、もりもりとした月の谷の象徴ともいえる奇岩を見る事が出来ます。

チケットは外国人は15Bs.=305円ほどです。そこそこお手頃なチケット価格です。

入ると奇岩の間をすり抜けて一周できるようなルートが整備されています。

ところどころ見所では看板が立てられていて、観光しやすくなっています。ブログによってはB級の観光地だととらえている人も少なくないようですが、個人的には奇岩が広範囲に広がるこの公園は、本当に違う星に来たかのようで不思議な気持になりました。

ルートを急いで一周するようであれば20分もかからないほどで回り切れてしまうのでお急ぎ旅行をご計画の方にもおすすめです。

市内からteleféricoを利用してEl Altoへ

ラパスに着いたら利用しないのは勿体ない公共交通機関がロープウェイ(teleférico)です。

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レッドラインを利用して3Bs.≒60円でEl altoへ向かいます。チケットは駅のオフィスにて購入してそのままプラットフォームへ行けば簡単に乗車できます。

途中駅に下車せずに最後まで乗ると標高4100mのEl Altoに到着です。El Altoという地名も「高い場所」という意味なので、ラパス市内で高山病の症状などがある方は行くのは控えましょう。

El altoの絶景

陽の出ている明るい時間だとラパスの街が一望できるだけでなく、町の奥には山々を臨むこともできます。

駅を降りてすぐには町の名前と標高が刻まれたモニュメントが。日本人の多くの人にとっては人生でなかなか経験出来ない標高でしょうから写真撮影忘れずに。

El altoはラパス中心よりも治安が悪いことで知られています。あまり遅い時間にならないように気を付けましょう。

しかし帰りのロープウェイでは是非夜景を楽しんでほしいです。

同じく3Bs.で帰りのチケットを購入したら、是非窓側へお座りください。

段々とラパスへと下っていくロープウェイからはオレンジ色に輝く町が一望できます。

一般的な街と違い、山合いに作られたラパスの夜景は立体的に光っているように見えて、ほかの街の夜景とまた違う美しさです。

まとめ

ラパス市内からアクセスできる二つの観光地について紹介しました。どちらも公共交通機関を利用することで、安価に且つスムーズにアクセスできる場所です。

郊外は治安面など懸念する点もありますが、機会があればぜひ足を延ばしてみてください。この度も最後までご覧いただきありがとうございました。

チリ 北部の町アリカからボリビアの首都に過酷なバス14時間移動

こんにちは!

2022年末から始まったペルー国内の反政府デモによって封鎖されたペルーボリビア国境を避けるためにペルーからチリのアリカを経由して念願のボリビア入国を果たしました。

車で7時間ほどの距離のバス移動ですが、思ったよりもかなり時間がかかる過酷な国境越えになりましたので、経験をブログにすることにしました。参考になりますと参考です。

バス自体は快適なクオリティ

25.12USD≒3500ほどでバスチケットを購入。

アリカの国際線ターミナルは整頓されていてラパス行を購入しやすいですが、治安の悪いエリアにあるので、心配の方はオンライン予約ができるサイト 

Ticket Bolivia.comが便利です。

www.ticketsbolivia.com.bo

英語での購入も可能でクレジットカードかPaypalなどの電子決済も利用できます。

チケットはすぐにEメールで受信できるのでわかりやすく使い勝手がよかったです。

23:00発のチケットを予約

予約を23時に済ませたため15分ほど前の22時45分にターミナルにて待機していましたが、一向にバスが準備される気配がありません。乗車時間を過ぎても乗客も集まらず嫌な予感がしましたが的中。

私の予約したバスは予約人数が少なかったため運行されず、その次に発車する隣の会社のバスチケットに勝手に振り返られていました。

そんな無理やりなことあるのか、、と思いましたが。なす術なく待機。

バスがついに出発したのは0:30

持っていた前のチケットで乗車。座席は一番前の足が延ばせる座席だったのでよかった。。

時間も遅いのでバスのしゅぱつと同時くらいに眠りにつくことが出来た。

南米のバスはスペースも広く、平均して日本の深夜バスよりも快適な気がします。

7時間動かないバス

寒さで目が覚めるとバスのエンジンは止められていることに気が付く。外に出てみるとバスが複数台止められていて、何もない高原の真ん中のようなところにいる事がわかった。スマホにて位置情報を確認するとチリボリビア国境のあるアンデス山脈中腹である標高4000mあたりで停車していることが分かった。

標高のせいもあり気温は氷点下。トイレすらない高原の真ん中で寒さとの戦い。

目を覚ましていた乗客に聞くとボリビア国境は夜間しまっているらしく朝の八時までここで待機をさせられるという。

改めて周りを見渡すとバスに乗り慣れている?であろう地元民たちは皆厚手の毛布を持参していて、寒さ対策をしていないのは自分だけだという事にも気が付く。。

唯一の良かったポイントはめちゃくちゃきれいな星空が臨めたこと。

朝になると売り子がやってくる

朝日が昇ってくるとバス内も少しずつ明るくなってきた。

周囲の形式はこんな感じ。夜にはシルエットしか見えなかった山がみえた。

最初に売りに来たのはボリビアの朝飯のお供Apiというドリンク。

甘いコーンからつくったドリンクで暖かい状態で提供される。寒い夜を越えて飲んだApiは体の芯からあったまる。。

Apiとセットで販売されることも多い揚げパンも購入。定番の朝ごはんメニュー

更に売り子はやってくる。

Yucaという芋とリャマのジャーキーをセットで食べるらしい。こちらも地元風のスナック。まだボリビアに入国していないがチリとは全く違う食文化にすでに驚かされた。

遂に入国手続きへ

8時になりついにバスは動き出した。

国境は開いたばかりでイミグレの職員も気怠そうに出入国の手続きをしてくれた。チリの出国とボリビアの入国はどちらも同じ建物で行われるので、手続き自体は簡単で分かりやすかったです。

入国手続きを終えたらついにバスは快走

入国からはかなりスムーズにバスは進みLa Paz郊外の街 El Alto付近に到着するまで渋滞にも巻き込まれず進む。ラパスはEl Altoからみて標高を300-500mほど下げたところに広がる町なので道中の景色は絶景でした。

到着とまとめ

ターミナルはラパスの中心部です。大きな黄色いターミナルと高標高ならではの澄んだ青空がボリビアに到着したのを感じさせます。

極寒の越境に加えかなりの遅延を経験して過酷な深夜バスになりましたが、深夜越境の前にボリビアでは毛布や越境用の軽食が必要なことを知りました。

最後までご覧いただきありがとうございました。皆様の快適なボリビア越境を願います。

 

ペルー南部の町からチリへ越境。初の乗り合いタクシーで国境越え

こんにちは!南米周遊一か国目のペルー最南端タクナからチリ最北端の街アリカへの越境を計画しました。タクナとアリカは車で1時間程度で行き来できる町の為、多くの方が往来する区間でもあります。

その為タクナのバスターミナルでは様々な会社がアリカ行を運行しています。

私は初の乗り合いタクシーにて越境をしましたので2023年4月の情報として共有したいと思いブログにします。

タクナでの滞在情報も前ブログになっていますのでよろしければご覧ください。

akachino-journey.hatenablog.com

Terminal Terrestreの国際線発着ターミナルを利用

バスターミナルは二つ隣り合っていますが、国内線専用ターミナルに行かないように注意してください。国際線ターミナルの入り口に早速アリカ行のタクシーの運転手さんが勧誘しています。

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バス停の中は多方面行のバスチケットオフィスがありますが、好きな時間に人が集まり次第出発する乗り合いタクシーが便利です。

バスでもタクシーでもターミナルを出発する際にはターミナルの使用税を支払うことが義務付けられています。

ターミナル入り口にある黄色いオフィスにて2PEN≒20円を支払ってください。

支払い済の証明書をオフィスでもらうのを忘れないでください。

乗り合いタクシーはAuto(アウト)と呼ばれていて金額固定の25PEN≒970円でした。

タクシーに乗る前に運転手にチリ入国の際に必要な書類の記入をお願いされます。

書類は英語とスペイン語で作られていますがわからない部分は運転手に任せてしまってOKでした。

記入と支払いを済ませたらタクシーに乗車です。

普通の五人乗りセダン、、??

と思いきや、運転手を入れて六人が乗車して出発を待ちます。

乗車客は僕を除いて全員ペルー人でした。

走り出して数分で景色は町ではなく砂漠。交通量も多くなく砂だらけの道を快走。

出発は9時半ごろでしたが、20分ほどで国境に到着。ここで一度荷物などをすべて持って下車。

国境には南米の周辺国からの移民が入国手続きなどを待って居たり大きなカバンを引きずったりしていて街とはまた違った雰囲気。。

ですが乗り合いタクシーの客だとスムーズに国境手続きに進むことが出来ました。

10時前にはチリに入国。大きなチリ国旗がたなびいています。

更に同じような砂漠の道を15分ほど走るとあっという間にアリカのターミナルに到着。

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国際線ターミナルはタクナよりもシンプルで小さく感じますがちょっとしたお祭りの出店のような感じで整理整頓された雰囲気。

国内線ターミナルは不思議な鉄骨のピラミッドのような形をしています。チリペソの換金やSIMカードの購入もターミナルでできます。

アリカのターミナル付近は多くの移民や浮浪者がいるエリアで安全とはいいがたい場所です。大きな荷物を持って居たりする場合は悩まずUberなどを配車しましょう。

町の中心部までは若干距離があります。

まとめ

バスでの陸路を通過することもできる区間ですが、タクシーでの国境越えという珍しい越境経験が出来てとても面白かったです。またバスの場合乗客の数にもよりますがパスポートコントロールで時間がとられることもあるそうですので、それぞれ旅のスタイルに応じて比較してみるとよいかもしれません。

この度も最後までご覧いただきありがとうございました。

ペルー南部、砂漠の街タクナに一泊二日 チリへの国境超え前の最後の一日

こんにちは!南米二か国目チリ抜けルートの出発点、国境の町タクナにやってきました。砂漠の真ん中にある小さな町ですがチリ最北端の街アリカを目指すのに必ず通過する街だと思いますので町の思い出をまとめる事にしました。

是非ご覧ください。

Mercado Mayorista Grau Tacnaで朝ごはん

ターミナルからほど近い立地にタクナを代表する市場があります。果物や野菜、肉などの生ものも揃う市場で、そのDesayuno(朝食)コーナーで朝ごはんを食べました。

ちょっとしたパンやスープ、コーヒーにフレッシュジュースなど色々な物が楽しめます。

大粒のオリーブも有名らしい。

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Paseo Civico de Tacnaと大聖堂は必見

町の中心部にある公園は広場になっていて、ペルーのほかの街同様大聖堂が建てられています。

大聖堂の正面は公園のようになっていて時期によっては花壇に埋められた花々がきれいに咲いていて砂漠のオアシスのように感じるかもしれません。

この公園周辺がタクナのレストランやお店が立ち並ぶ観光エリアの中心ですので散歩や休憩にも適していると感じました。

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お昼ご飯にタクナの名物ランチ

picante a la tacneña(ピカンテ・ア・ラ・タクネニャ)はタクナで人気のある伝統料理です。

Mondongo(ブタのホルモン)を煮込んだシチューのような料理です。ランチではご飯の上にかけてフランスパンも一緒に提供されます。

個人的にペルー版ハヤシライスと名付けました。

秋にはpicante a la tacneñaのおいしさを競う大会も開催されるほどの町一番の人気料理なのでどうぞご賞味ください。

チチャモラダというドリンクを一緒に飲むのも、ローカル風。

街散策を続けていると沢山見るのは歯医者や眼科といったクリニック?

タクナの街歩いていて、直ぐにほかの街と違う事に気が付くでしょう。やけに歯医者や眼科、クリニックが多いのです。通りによってはクリニック専門の通りがあったり雑居ビルの全テナントがクリニックなんてこともざらです。

場所によってはお土産屋のようにチラシ配布をしていたりすらします。

チリ国境が近いタクナでは医療費をはじめとした物価の高いチリから、定期検診やちょっとした手術を受けにタクナにやってくるお客が多いとのこと。

個人的には心配になるような外観の医療機関でも、比較的質の高い診察が受けられるとのことでクリニックの街としても有名だそうです。

町で人気No.1のカフェ Tunkimayo Cafeへ

街に複数店出店している人気カフェ。Tunkimayo Cafe(トゥンキマジョカフェ)に行ってみましょう。

Wifiなども完備でクレジットカードも利用できます。

値段は小さな商店に比べると高いですが、コーヒーだけでなくラテドリンクや、フードも充実していて落ち着いたペルー最終夜が過ごせました。

まとめ

到着した時は砂漠の真ん中にあるタクナに驚かされましたが、見所は中心部にまとまっていて1泊2日でもとても充実したタクナ滞在になりました。

ペルー最初、または、最後の滞在に是非タクナを選んでみてはいかがでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

一泊二日の弾丸で訪れたアレキパは美食の国ペルー屈指の超美食の街

こんにちは!

ペルー全土で2022年12月に始まった大規模デモの影響でプーノから急遽、ペルー南部の町アレキパに弾丸旅行を企画しました。

アレキパ訪問は当初予定していなかったのもあり、第二の都市ではあるものの少ない観光情報のみで訪れる事になりました。

一泊二日でしたがグルメの街として美食の国ペルーでも名を知らしめるアレキパでおいしい食べ物に沢山出会ったので紹介します。

Chupe de Camarones

アレキパは海から少し離れた場所にある町ですが、この町を代表する料理は海老をふんだんに使った料理、チュペ・デ・カマロネスです。

白身魚で取った出汁に丸々と太ったエビが何本も一緒に調理され、卵に野菜にボリューム満点の料理です。

見た目だけでなく味でも一生の思い出になること間違いなしの絶品料理です。

Rocoto Relleno y Pastel de Papa

偶然レストランでアレキパの有名料理をセットで食べられるメニューを発見しました。Pastel de papaは料理後方に乗っているキッシュのような見た目の料理です。

ポテトにひき肉を挟んでラザニアのように層になっています。

Rocoto Rellenoは赤パプリカの中にジューシーなひき肉やチーズを溢れるほど詰めて作る焼き料理。パプリカの肉詰めなんて、正直ペルーの食のセンス最高すぎます。

Queso helado arequipeño 

間食に困ったらPlaza de Armasなどで、このデザートを探してみては?

アレキパを代表するスイーツ「チーズアイス」です。

写真のような樽で伝統衣装を着た女性が販売していることが多いです。通りなどで手軽に購入出来て散歩のお供などに最高のスイーツです。

Lechón Encebollado

レチョンと聞くとフィリピンの豚の丸焼きを想像する方が多いかもしれませんが、アレキパでは主に日曜日のみ提供されることが多い、写真のようなシチュー料理です。

お皿に一杯に盛り付けられたスープ。肉や野菜も一杯のボリューム満点料理、週末にアレキパに来たら必食のグルメです。

Kola Escocesa

ペルーを代表するローカルドリング、インカコーラに対抗してアレキパ周辺でのみ販売されているドリンクです。和訳すると”スコットランドのコーラ”という不思議な名前を冠する定番飲み物。多くのスーパーマーケットやレストランのソフトドリンクメニューで提供されますので見つけたら是非お試しください。

個人的に味を例えるとリポビタンDエナジードリンクのような不思議な味です。

Anisado  (Anis Najar)

食後酒として飲まれるアニサードと呼ばれるお酒。南米ではよくつかわれるアニスという香辛料が原料となっています。

消化を助けるために標高の高い街でよく飲まれるそう。アルコール度数は30-40度ぐらいですがふわっと薫る果物のようなフレーバーがとても美味しいです。

アレキパ料理をたらふく食べた後にはもってこいのドリンクです。

まとめ

アレキパは美食の国の美食の街、日本ではあまり知られていないのがもったいなく感じる都市でした。美食を楽しみすぎたら街歩きもしっかり怠らずにしてくださいね。

また、伝統料理を探すときはレストランよりも”Picanteria”を検索すると見つけやすいです。下に美味しかったレストランの入り口写真載せておきます!!

 

世界最高標高のチチカカ湖のほとり、ペルーの田舎町プーノを観光

こんにちは!

南米バックパック旅、最初のビッグイベントであるマチュピチュを楽しんだ後はバスにてボリビア国境も近いチチカカ湖ほとりの街プーノにやってきました。

クスコからプーノまでのバス移動についても前の記事でまとめたのでよければそちらもご覧ください。

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最大の魅力は湖に浮く集落UROS

UROS(ウロス)は湖に集落を浮草で建物を造って住んでいる先住民ウル族の集落です。プーノ、チチカカ湖の観光でもっとも有名な名所の一つが船に乗って訪れる、Urosの集落ツアーです。 

プーノの市内に見つかるツアー会社などでは必ずこのUrosに行くためのツアーが催行されていますが、私のおすすめは自分で船に乗って集落を訪れる事です。

というのもかなり頻繁にUrosに観光に行くための船が港から出ています。

Plaza del Faroという灯台が建つ公園の近くにはこの船に乗せるために宣伝をしている男たちが朝から夜までいます。

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ここで男たちは船に乗せるために適当な値段を言ってきます。家族連れや友達グループなど人数が多ければ一人頭の値段を安くしてくれますが、おそらく一人15PEN≒550円くらいで往復の船に乗せてくれるはずです。

大体最初は一人30PENくらいから交渉が始まったのを記憶しています。

強めに交渉を進めるべきです。 

小さな船で浮島があるエリアまで15分ほどの船旅です。波があるエリアは船内部の席で座っている必要がありますが浮島が現れるエリアに行くとデッキに上がって写真撮影などを楽しめます。

殆どのツアーで2つの島を訪れる事が出来ます。

初めにウル族の人たちがお土産屋さんをやっている集落です。

スペイン語のみですが浮島の作り方や、ウル族の生活について、お土産のことなどいろいろなことをお話ししてくれました。

30分ほどの滞在の後はウル族の人たちの伝統的な船バルサで次の島へと向かいます。

二階建て構造になっていて実は10人ほどが載っても全然大丈夫。見た目だけでなく機能性も高い彼らの”メルセデスベンツ”と呼ばれる高級車です。

次にお昼休憩兼、Uros最大の島に上陸です。

この島にはレストランがありツアー客のお昼ご飯を食べる場所になっています。勿論注文するしないはお客さんの自由です。

でも写真撮影以外に特に何もすることはありません!! 正直ここに来たなら村の人たちが食べる湖の新鮮な魚料理を食べたほうがいいと思います。

Truchaと呼ばれる淡水魚の料理が絶品です。大抵魚出汁のスープがセットでついて一人前30PEN≒1100円くらい。プーノの市内よりは高価ですが集落で料理を食べる機会もなかなかないのでよい経験になりました。

この島にはTITICACAの文字のオブジェや浮草のトトラで作ったモニュメントなどがありインスタ映えする写真なども取れるかも?

プーノの街自体は落ち着いた田舎の町

首都のリマなどに比べると治安はだいぶ落ち着いている印象で人通りは多くない通りもあるものの比較的安心して街歩きが出来る場所です。

特筆する観光地があるわけではないですが、4月のチチカカ湖のほとりは暖かい日が差して標高の高さを感じさせないぽかぽか陽気でした。

散策では、ほかのラテン国と同じくPlaza de Armas(中央広場)とMirador(展望台)は異国らしさがあって気に入りました。

町の展望台は主に二つ”Mirador El Condor”と”Mirador puma”です。時間の無い場合はMirador El Condorがアクセスしやすく眺望もお勧めです。

Mirador El Condor コンドルの像は近くで見るとちょっと気持ち悪い?

Mirador Puma 歩いていくには少し遠いけど像の規模はコンドルより迫力あり?

まとめ

プーノはチチカカ湖を代表する静かな田舎町です。マチュピチュやナスカに比べると観光都市としては目立たない場所ですが、行ってみるとより落ち着いた地方都市の雰囲気により「本物のペルー」を体験できたような気がしました。

少しリマなどからは遠い場所ですが、ボリビア抜けルートなどをお考えの方は是非プーノにも立ち寄ってみてくださいね。

この度も最後までご覧いただきありがとうございました。