akachino_journey’s blog

新卒旅人バックパッカーの日記です

アルバニア ティラナからモンテネグロ ブドヴァまでバスでの移動まとめ 2022年版

こんにちは!

アルバニアのティラナで体調不良により発熱し、なんとも後味悪い滞在になってしまいましたが気を取り直して次の目的地モンテネグロの湾岸都市ブドヴァを目指します。ブドヴァは国内外から多くの観光客が押し寄せるモンテネグロ随一の観光スポットですので、ティラナから移動するバス内は意外にも現地人より外国人観光客がメインの国際的な空間でした笑

ティラナバスステーションから出発

ティラナバスステーションはティラナの中心部から若干離れたところにあります。ターミナルには小さな売店があるので軽食や水の購入などが出来ました。

私が利用したのは午前八時発の、朝が早い便でした。一日に1便から2便ほどしか直行バスは出ていないようでしたのでオンラインでチケットを予約することをお勧めします。下記のウェブサイトで24.5EUR≒3500円でした。今までのバス相場と比較するとちょっと高い?

バルカン半島をバス旅する時はBus Ticket 4 meというウェブサイトを使うと非常に便利です。オンラインでチケットの予約、バスルートの確認などができるのでぜひ使ってみてください。

少しわかりにくいのですがブドヴァ行きのチケットはこのオフィスで出発数分前でも購入することができます。言い値のような値段設定になりがちですが、オンラインより若干値段が安いことも結構あります。

このバス利用でもっとも不快なポイントが預け荷物に課金されることです。

前述の通り、外国人観光客が多いことを逆手に大きなキャリーケースやバックパックは車内に持ち込もうとしても無理やりトランクに入れるよう指示されます。ステッカーを張られ荷物一個に2EURまたは300LEK≒ 300円も現金で払うよう命令されます。

かなり多くの乗客がこれには腹を立てているようでした。私も仕方なくアルバニアの残ったコインで支払いをしました。。

出発からの行程

バスは時間通り8時ごろに出発しました。のどかな町並みで、交通量も少ないためスムーズにバスは進みます。出発から2時間弱でアルバニア北部の町シュコダルに停車。そこで結構な量のお客さんが乗車。シュコダル湖の脇を走って国境越えです。

アルバニアモンテネグロ国境のシュコダル湖

出国入国ともに手続きにかかった時間は5分以下でした。勿論2022年5月の段階でコロナ関連の規制は一切なしでした。

そこから1時間ほどさらに走りモンテネグロの首都、ポドゴリツァのバスターミナルに停車。

ポドゴリツァで半分くらいの乗客が下車していきましたが、ここで20分ほど運転手の煙草休憩です。モンテネグロはユーロが使えますので持ち合わせがあれば軽食なんかを購入することができます。

噂通りバスターミナルからちょこっと見えるポドゴリツァの建物は共産主義感マックスでした、、笑

ポドゴリツァを出発した後は峠道をバスは走ります。ブドヴァはジグザグに進む山道を下ったところにあるのですが到着30分ほど前からアドリア海の水平線が見えてくると景色は一変します。ブドヴァの街の赤い屋根を俯瞰できるルートは絶景です。

さらに道中、山の上にブドヴァ郊外の砦を見る事が出来ました。

goo.gl

写真だと遠すぎた、、

まとめ

最終的に13:30ごろにブドヴァのバスステーションに到着しました。

ティラナからブドヴァまではシュコダルとポドゴリツァの2つの停車駅の停車をいれて5時間半ほどの行程でした。

長いバス旅ではありましたが、湖に山、最後にはアドリア海が望めるゴージャスなバルカンバス旅でしたのでブドヴァに訪れる際は是非利用してみてください。

この度も最後までご覧いただきありがとうございました。

古都の魅力を堪能。コソボ・プリズレンにショートトリップへ 

欧州一若い国コソボの首都プリシュティナからコソボ随一の観光スポット、プリズレンにやってきました。

奇抜なモダンデザインの建物が目立った首都のプリシュティナと異なり、ローマ帝国時代に作られ、オスマン帝国時代の街並みが色濃く残るプリズレンは国内のみならず海外からも観光客が押し寄せる、一生に一度は訪れたい古都です。

 

プリシュティナからバスで出発

プリシュティナバスステーションからプリズレンまでは頻繁にバスの運行がされています。約15分おきに上のようなプリズレン行バスがでていてバス内でチケットを購入する路線バス風の仕組み。値段も現金で3ユーロです。

到着は小さな町にしては大型なプリズレンバスステーション。町の中心部まで歩いていくことが可能です。

周辺にはモールがあったりレストランなども立ち並ぶエリアで便利な立地。

続いてプリズレンに滞在した際に観光したいくつかの場所を紹介します!

1.石橋 ウラグリ

プリズレンの観光の中心を流れるルンバルディ川にかかる石橋は、観光の中心になる場所で橋の両側にレストランやホテル、お土産どころが立ち並ぶプリズレン一の見所。写真後ろに見えるシナンパシャモスクとのツーショットは、オスマン帝国時代にタイムスリップしたかのようです。季節や天候によって違った風景に見えるのもこの場所のポイント。ついでにこの写真は雨上がりに取ったもので余計に味がある雰囲気にみえます。

2.プリズレン要塞

プリズレンの街を一望できる絶景ポイント。石橋がかかる中心部から徒歩で山道を10分ほど登るとたどり着くプリズレン最大の観光地です。はじめに作られたものはローマ帝国時代の紀元前1000年ごろともいわれる超歴史あふれる要塞です。

要塞に上るまでの道は舗装されておらず険しいですが、24時間いつでも入場可能で無料で楽しめるので絶対に訪れるべき場所です。

3.リェヴィシャの生神女教会

世界遺産にも登録されているプリズレンを代表するセルビア系教会です。コソボ紛争セルビア勢力とアルバニア勢力が争った際に、戦渦に巻き込まれた歴史ももつ、いろいろな人々の想いが交錯した建築物です。現在も過激派に狙われることから柵や有刺鉄線に囲まれているため、中立的な観光客の視点でも、いろいろと考えさせられる観光地でした。

バックパッカーや一人旅におすすめの宿が、、

私は中心の川沿いに位置するUra Hostelに宿泊しましたが、そこがコストパフォーマンス、清潔感、観光のしやすさの三側面から非常に快適だったので紹介します。

アゴダやブッキングドットコムを利用して予約しますが、バルカン半島のホステルの多くはクレジットカード決済に対応していないことだけは要注意です。

www.bluepillow.com

非常に清潔なドミトリー

周辺国を比較してもここまで清潔でスタイリッシュなホステルは初めて出会いました。外で利用する靴を脱いで室内用のスリッパに履き変えて利用するスタイルも日本人としては非常にうれしかったです。

一方お値段も15ユーロ以下と超コストパフォーマンスが高い宿でした。共用スペースの冷蔵庫やコーヒーマシーンが使えます。

まとめ

プリズレンは首都のプリシュティナ以上に人が多く活気のある町でした。観光どころも中心部に集中しているので観光だけの目的であれば1泊や2泊で十分楽しめてします街だと思います。

私は、往路で利用したバスターミナルから次なる目的地アルバニアのドゥラスを目指しました。

 

この度も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

ケンタッキーフライドチキンのパクリ店⁉ ”TFC”こと ティラナフライドチキンに行ってみた

こんにちは!

アルバニアの首都であり最大の都市であるティラナに滞在していた際、気になる看板を掲げる店を発見しました。

それがこちら!

その名もTFC Tirana Fried Chicken ティラナフライドチキンです。ジョージアで見つけたマクドナルドのパクリ店ほどではないですが、こちらも海外の雑なパクリ感がプンプンします。そのおかげか周辺のどの店舗よりも目を惹くルックスでお客さんもちょこちょこ入っていましたので、期待はそんなにせずに軽いランチがてら入店してみる事にしました。

ついでにジョージアのバトゥミでみつけた完璧なほどのマクドナルドのパクリ店も記事にしましたので興味のある方はご覧ください。

akachino-journey.hatenablog.com

店内はスポーツバーみたい

店内に入るとケンタッキーのまねごとを一切見つけられないほど独自の路線を持っていることに驚きます。写真のように半テラス席と室内の席数席が用意されていて私は外のなかでは一番奥の席を案内されました。

雰囲気は明るい飲み屋のようで、テレビがいくつかあり私の来店時はニュースが流れていましたが、もしかしたらスポーツバーのような使い方が夜はされている可能性もありそうです。

メニューはこんな感じ。サンドイッチやバケツチキンの写真の見た目はちょっと本家ケンタッキーに寄せている感じがしましたが、ファストフードチェーンというよりはレストランのように営業されていてお冷が運ばれてきてテーブルで注文を聞いてくれるというスタイルです。

私は390ALL≒470円のチキンツイストラップを注文しました。単品注文でもペプシコーラとポテトがセットでついてくるお得メニューです。

こんな感じの箱に入って提供されました。日本のSサイズくらいのペプシコーラとSサイズくらいのポテトがセットでついてきます。チキンラップのサイズも大きすぎもせず小さすぎもしない(もしかしたら海外では小さすぎ?)ボリュームです。

ファストフードではあるものの少し提供に時間がかかりました。

チキンラップの中身はこんな感じ。写真でも伝わる具材の”しょぼさ”は日本のケンタッキーをイメージしてしまったせいでしょうか?チキンもスーパーのお惣菜のから揚げのようなしなっとしたチキンで少しがっかりしました。さらにいうと、フライドポテトは本当にちゃんと揚げたのかと聞きたくなるようなぬるい状態で提供されました。

海外では、メニューの写真通りの料理が提供されることはほとんどないので、そこは納得ですが、にしても、、しょぼい

まとめ

TFCはユニークでカラフルな街並みのティラナでも異彩を放ったユニークな店であることは間違いないでしょう。料理に関しては、やはり本家ケンタッキーフライドチキンに行きたくなるクオリティであることは強調せざる終えませんでしたが、雰囲気や観光ついでという観点ではよい経験になりました。

実はティラナにはこのTFCとは別にAFC(Albania Fried Chicken)というお店も存在するようです。きっとそのくらいアルバニアでは本家ケンタッキーは人気があるという事でしょう。もしアルバニアに行った際にはそれぞれ探してみてください。

この度も最後までご覧いただきありがとうございました。

良い旅を~

アルバニアのドゥラスで富豪の家族と思わぬ形で知り合いになった話


こんにちは!

アドリア海に面したアルバニア第二の都市、ドゥラスに滞在した際おもわぬ出会いがあったので彼らのプライバシー上文字メインにはなりますが日記目的でブログにすることにしました。

ドゥラスのビーチを散歩していると

ドゥラスは店などが集まる市中心部エリアとビーチ沿いにホテルが集まるリゾートエリアの2地域にわかれています。私はアクセスに優れた市中心部に宿泊をしていたのですが、散歩がてらビーチ沿いに足を延ばして散歩をしていました。ドゥラスは7-8月などは周辺国からの観光客で賑わうそうですが、まだ観光客の量もあまり多くないので観光を売りにしている方々は暇そうにしている、そんな時期でした。

バックパック旅をしている私を心配している祖母に、経過報告がてら電話をしながらビーチ沿いの道を散歩していると、突然横から入ってきたティーンエイジャーだと思われるTシャツ男が、日本語で電話していた私にチン・チャン・チョンと典型的なアジア人いじりをしてきました。

アジア人差別?アジア人いじり

海外に頻繁に行く人だったらおそらくほとんどの人が、このチン・チャン・チョン「キツネ目いじり」、最近だと「コロナ」などのアジア人をターゲットにしたアジア人いじりを体験した又は見たことがあると思います。私自身も各国で似たようなことを言われてきたのでいちいち気にしてられないことは知っていたのですが、アルバニアはアジア人が格段と珍しいのか、アジア人というだけでかなり突っかかられることが多かったんです、、、

それでこのTシャツ男にいつものチン・チャン・チョンをぶつけられ思わず私は彼に向って「It is not funny (全く面白くない)」と伝えました。おそらく少しピリッとした雰囲気になったことを察したのか、その場では彼は「I’m not a racist(人種差別ではない)」と返答してきましたが、私は特に何も言わずその場を後にしました。

お昼ご飯を探していると

時間も正午超えたあたりでおなかもすいてきたので気を取り直してリゾートエリアでアドリア海のシーフードを探していると、後ろから声をかけられたのでなんだと振り返ると先ほどの男でした。

「I am sorry about earlier, I just wanted to talk with you (さっきはごめん、ちょっとお話がしたかっただけなんだ)」とわざわざ追いかけて謝罪に来てくれたようでした。私的にも大したことだとは思っていなかったので、驚いてしまいました。彼は続いて、もし何か手伝えることがあれば何でも言ってくれと親切なオファーをしてくれたので、美味しい海鮮が食べられる場所を聞くことにしました。すると彼が一言

「Come to MY Hotel(僕のホテルに来なよ)」

とまるで自分所有のホテルかのように紹介し、彼のホテルへ向かうことになりました。

ビーチフロントの高級ホテルで、一階に贅沢なレストラン兼バーが付いています。そこのレストランのテラス席にTシャツ男と彼のお兄さんが加わりお昼を頂くことになりました。彼ら曰く特別な海鮮メニューをシェフに頼んで作ってくれるとのことで自慢のエビカクテルとアルバニア料理 ”Tavë” を食べることになりました。

 

イタリア出身の3代目経営者!?

彼らとテーブルを囲み話し込んでいると、上のホテルは彼らの祖父が所有するホテルだということで、イタリア北部の町にビジネスの拠点を構える凄腕経営者の子孫だったのです。つい数か月前に経営に深く携わっていた家族の一人がなくなったためドゥラスに来ることになったばかりだというTシャツ男とその兄。

料理が落ち着いた後、彼らがホテルの普段は入れない特別な場所に連れて行ってくれるというのでついていくと、、

彼らの所有するガレージには、ランボルギーニジャガーなどの高級車が並んでいて唖然としているとさらにホテル最上階に連れて行ってもらう事に。

 

ホテルのVIPエリアには

最上階スイートルームへの廊下

最上階のVIPフロアはピンクの照明に花が生けられた超特別感あふれる廊下がお出迎え。部屋はベッドルームに大きな浴槽が置かれて最上階からのアドリア海を望む絶景が楽しめる最高な部屋でした。

またVIPが楽しめるドライサウナやジャグジーが用意されていて、一人旅ではないタイミングでドゥラスに来た際には戻ってきたいそんなホテルの特別な部屋をたくさんのぞき見させていただきました。

ジャグジー

その後

アジア人いじりに対抗する、というまさかの流れからの大富豪ファミリーとの出会いに今でも信じがたいですが、結果オーライの激レア体験が出来ました。彼らはイタリアに持つヴィラにも招待してくれて、その時には家族で使っているジェット機まで見せてくれるとのこと。どんな形であれ現地の人と交流すると、予期せぬ出会いやイベントが待ち受けているものだなと漠然と感じるそんな経験になりました笑

 

この度も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

北マケドニアのスコピエからコソボのプリシュティナにいくならバスが安くて楽々?

こんにちは!

北マケドニアの首都スコピエからヨーロッパで最も若い国コソボに向かいました。首都から首都ですが距離は100kmほどしか離れていないので、国を跨ぐといっても東京から成田空港に向かうようなもんです。実際の道中は何もない草原のようなところも多かったので距離感を考えるのに日本の地名を引き合いに出すと、東京の街の大きさに改めてびっくりさせられます。

スコピエ中央バスターミナルでチケットの購入

スコピエの中央バスターミナルは文字通り中心部から歩いてもアクセスできるような好立地ですが高架の下で目立たず地味な見た目です。

ターミナル内に入るとシンプルな作りでいくつかの売店と乗客の待機場所、チケットカウンターしかありませんでした。

両替所、インフォメーション、チケットオフィス

写真の通りチケット販売所、インフォメーションデスク、両替所はひとまとまりになっていてわかりやすいです。チケットの販売所ではクレジットカードが使えました。スコピエからプリシュティナ行のバスはかなり頻繁に出ているようで、私は朝10:10発のバスを予約することにしました。

スコピエのバスターミナルはコンパクトでチケットカウンターも一つにまとまっているのでチケットの購入で大きなトラブルに巻き込まれることは少ないと思いますがバルカン半島をバス旅する時はBus Ticket 4 meというウェブサイトを使うと非常に便利です。オンラインでチケットの予約、バスルートの確認などができるのでぜひ使ってみてください。

busticket4.me

実際に受け取ったチケットはこんな感じ↓

レシートのような安い見た目のチケットで書かれている情報は数字意外すべて現地語なので外国人にはあまり優しくない仕様。

価格は450MKD≒1050円でした。チケットの発行は非常にスムーズで2022年5月の段階ではコロナ禍だから陰性証明を提出するなどの特別な手順は何もありませんでした。

出発してからの行程

バスを待つターミナルには数字がふられていてプリシュティナ行であることを職員に伝えると5番乗り場からの発車であることを教えてくれました。ターミナルのいたるところにマケドニアでお世話になったイギリスの携帯会社Lyca Mobileの広告がありました。マケドニアで顧客獲得に力を入れているようです。

バスは発車時間ピッタリごろにターミナルに到着し数分遅れて乗車が始まりました。出発も10分ほど遅れましたがバルカン半島のバスは想像以上に定時発車定時到着が多いので信頼できます。

移動は大型バスではなく写真のようなバンでした。かなり乗客は多く満席でした。大きな荷物を持ち込むと少し苦労しそうです。座席は比較的清潔に管理されていて安心しました。あまりスペースは広くありませんでしたが、移動時間と価格を鑑みても妥協できるクオリティでした。

一番後ろの席を獲得

出発して30分ほどで国境に到着しました。国境でも厳しい入国審査はなく荷物の検査すらされませんでした。当然のようにコロナ関連の書類の提示も求められませんでした

全員の出国入国手続きが20分ほどで終了しすぐにバスは走り出しました。

その後バスは止まらず快走を続け、プリシュティナに到着したのは12:10全行程は2時間ほど

バスはプリシュティナのバスターミナルではなくKosovo Flagの大きな交差点の近く、道端で降ろされました。

Kosovo Flag  https://goo.gl/maps/3hfThcZYNt6W6s7r6

中心部まで歩くと少し遠い場所でしたが、交通量も多く、レストランなどが多く立ち並ぶエリアで安心して移動することが出来そうな場所でした。

まとめ

スコピエからプリシュティナはたった100kmしか離れていないのにバスから降りると、まったく違った異国の雰囲気になるそんな不思議なバス旅でした。

この度も最後までご覧いただきありがとうございました。 良い旅を!

 

北マケドニア・スコピエで食べたグルメ紹介

こんにちは!

オスマントルコの影響を強く受けた食文化を持つマケドニアですがオリジナリティあふれるマケドニアで必食のグルメもいくつか存在するようです!

今回の記事では私が北マケドニアスコピエに滞在した際に食べた食事を紹介します。伝統食のみというよりはスコピエで私がおいしいと感じた料理をいくつかゆるーく紹介します!!

1.タフチェ・グラフチェ Tavče gravče

パンと一緒に提供される北マケドニアでもっとも有名な伝統食です。白豆をお一人サイズの土鍋でじっくり煮込んだ料理で肉やほかの野菜は入っていないことが多いもののコクがあって非常においしいです。                        レストランでは”豆 Beans”といえばこの料理を指すので注文時に長い名前を唱える必要はありません。

スコピエの旧市街をはじめとする中心部のレストランで簡単に見つける事が出来ますが、旧市街のKosmos Kebabchilnicaでたべたタフチェ・グラフチェが絶品でしたのでお勧めです。店内からテラス席も満席でテイクアウトも可能の人気店のようです。

Kosmos Kebabchilnica
+389 2 321 1908  https://goo.gl/maps/BT7AAggPEqeRE1ba9

テラス席まで満席の大盛況

2.チェヴァプチチ (Kebapi)

バルカン諸国では多く見られるスタイルのケバブです。ケバブといっても日本で想像するような大きな肉の塊をスライスするものではなく、ひき肉の塊を親指サイズから小さいサボテンくらいのサイズにぶつ切りにしたものをスパイスとともに焼いた料理です。シンプルながら世界中の人に愛される料理です。

3.チョルバ・テレシュカ Corba Teleshka Corbe Vici

こちらもマケドニアのみで食べられる食事ではないのですが、マケドニアで食べたものが絶品すぎて仰天したので紹介します。簡単に言うと仔牛の出汁スープにニンニクをお好みで添えてパンと食べる料理です。個人的にシンガポールの肉骨茶のバルカンVer.だと思っています。

私はこの料理をDestanというレストランで見つけて食べました。中央広場の近くに一店舗、旧市街に一店舗、Skopje East Gate Mallの中に一店舗あるので旅程に合わせて使ってみてください。Destanはケバブもおいしかったのでよろしければそちらもご賞味ください。

Destan
+389 2 313 8651   https://goo.gl/maps/77Jy4Tr8X2say6Fn7

4.プレスカヴィツァ Pljeskavica Пљескавица

5.ショプスカ Shopska Salad

写真右がバルカン半島風薄焼きハンバーグ、プレスカヴィツァで左のクリームヨーグルトの様な料理がショプスカ(典型的なショプスカサラダっぽい見た目ではない)です。

写真右のように肉にはパプリカ粉で味がつけられていて、よく玉ねぎなどの添え野菜と一緒に提供されます。ショプスカサラダはぶつ切りのきゅうりとトマトにチーズをたっぷりと振りかけて食事のはじめに頂く冷たいサラダです。この写真の様にオリーブオイルが振りかけられて味がつけられていることもあります。

ブルガリアで食べたショプスカ

まとめ

北マケドニアの食文化はオスマントルコの影響を強く受けたものがやはり多いようでしたが、ヨーロッパ諸国などでは、そこから独自に発展したマケドニア料理レストランなどがあり、話題になってきているようです。

北マケドニアをはじめヨーロッパに訪れた際は是非いろいろなマケドニア料理を見つけてみてください!

この度も最後までご覧いただきありがとうございました。

北マケドニアのスコピエってどんな町? 2022年版観光で押さえるべきポイント5選


こんにちは!

今日紹介するのは、バックパック旅で記念すべき? 5か国目に訪れた北マケドニアの首都スコピエです。「北」マケドニア⁉ 国名すら怪しい方多いのではないでしょうか?それもそのはず、国名が北マケドニア共和国に変更されたのは2019年の話なんです。そんな国の首都、スコピエに滞在しましたので数日の滞在でも後悔しないような見所リストを作ってみました。

 

1.スコピエ要塞 Skopje Fortress (Скопско кале)

街のランドマーク的存在でもある6世紀ごろに建てられたものが起源とされるものすごい長い歴史を持つ要塞。2006~2007年ごろにかけて発掘調査が始まったばかりで現段階でも調査は続いています。

要塞への入場は無料でスコピエ全体を見渡すようなパノラマビューが楽しめます。要塞内部はまだ観光地として整備されている感じではなく結構自由にふらふらと景色を楽しんだり、芝生でのんびりしたり、要塞を歩いてみたりといった感じでお散歩がてらふらっと立ち寄るとよい場所です。

2.マケドニア広場 Macedonia Square (Плоштад Македонија)

18000㎡以上ある巨大な広場でスコピエの観光の中心部になる場所です。紀元前300年代に活躍したマケドニア王国を代表する歴史的人物アレキサンダー大王の銅像を中心に大きな噴水と八頭のライオンの像が取り囲む壮麗なモニュメントが真ん中にあり多くの観光客が集まる場所です。

この広場は周りをホテルやカジノ、レストランにカフェなどに囲まれていてスコピエ観光で切り離せない場所になること間違いなしです。

またこの広場から延び、旧市街へと結ぶ橋が第三のポイント、、

3.石の橋 Stone Bridge (Камен Мост)

The Bridge of Art

正確には石の橋だけではなくその左右に架かるいくつかの橋すべてがおすすめです。スコピエの中心部を北と南に分断するヴァルダル川に架かる橋は中心部だけで4つあります。石の橋がマケドニア広場からまっすぐに伸びている為注目されがちですが、その隣のThe bridge of Civilisations of Macedoniaや写真のThe bridge of Artは橋の途中に写真を撮りたくなるような像が多く建っています。川沿いの大きな白亜の建物とのハーモニーで川沿いの景色を美しく見せていて散歩のし甲斐があります。

The bridge of Civilisations of Macedonia

4.マザーテレサ記念館 Memorial House of Mother Teresa

スコピエは聖人マザーテレサが生まれた町として有名で、マザーテレサカトリックの洗礼を受けた礼拝堂の跡地に建てられた記念館がスコピエ中心地にあります。入館料無料でマザーテレサにまつわる展示品や、三階の礼拝堂を見学することができます。小さな観光スポットではありますがスコピエまで行ったら絶対に忘れられない必見ポイントの一つです。

5.スコピエ旧市街

スコピエ旧市街で私が感じた印象は、強くトルコの影響を受けた街並みだということです。500年以上マケドニアの地はオスマントルコ領だったため当然なのですがバザールや街並みの作りはトルコ以上にトルコっぽい?、本当にオスマントルコの時代にタイムスリップしたような不思議な雰囲気です。

服や靴、食べ物から宝飾品までなんでも見つかる、散策がとても楽しいエリアです。

トルコ以上にトルコっぽさが集中している場所で、トルコアイスやターキッシュコーヒー(砂コーヒー)、バクラヴァやチャイなどトルコ名物はマケドニア版に改変されなんでも見つかります。マケドニアの伝統料理を食べるにも旧市街を散策すればなんでも見つかります。

私が試したいくつかのおすすめ料理やレストランを紹介しているのでこちらも是非読んでください↓

akachino-journey.hatenablog.com

まとめ

スコピエは日本人によく知られていない場所ですが、歴史も深く、美しい建築物も多い観光し甲斐のある町でした。

また、小さな首都ですのでメインの見所を歩いて巡ることができ、アッと驚く見どころにどんどん出会えるのもこの町の良さです。

この度も最後までご覧いただきありがとうございました。 良い旅を!