akachino_journey’s blog

新卒旅人バックパッカーの日記です

【インド旅番外】インドの衛生面にフォーカスした写真集めてみた。


こんにちは!足掛け四か月のインド旅行、南インドの玄関口チェンナイから首都のデリーまで旅をしていた間、最も私を苦しめたのは衛生管理といっても過言ではないでしょう。おそらくインドを旅するほとんどの日本人が最も苦労する要素ではないでしょうか。今日は旅中に収めた写真の中から衛生的にヒヤリとする写真を取り上げてインドについて掘り下げたいと思います。さらっと写真を見ていただくだけでもインドへのワクワクが深まること間違いなし?だと思いますので是非最後までご覧ください。

トイレ問題

インドのトイレは、海外のバスルームに慣れている人でもヒヤッとすること間違いなしでしょう。こちらはホテルのトイレですので備え付けのトイレットペーパーにゴミ箱まで付いていますが90%のトイレでこの二つ備えられていません。
インドへの旅行には期間にかかわらず自分でトイレットペーパーを持ってくるのは必須だと感じました。芯を抜けばコンパクトに持ち運べるので是非ご持参ください。

このトイレに関しては便座に座りながらシャワーを浴びるのが想定されているのか?というような構造。

インドのバスルームには水のたまったバケツと片手桶が置いてあります。具体的な使い方は未だに謎ですが、トイレをした後にインドの人たちは水で洗い流していることは間違いないようです。。。

屋台、レストラン問題

食は私にとって旅行で最も楽しみなイベントの一つですが、インドの食事は場所を選ぶのが大変でした。というのも、一か月もすれば慣れるのですが、どの店にもハエやゴキブリ、ネズミが這いまわっているのは当然(ホテルや高級店は勿論別)で、どの程度の清潔感で妥協するかを自分の空腹度と相談して決定する必要があります。

例えばこれはアフメダバードのチャイ店ですが、設備の劣化は勿論、どんな水を使っているのか心配になる日本人は多いでしょう。

下の写真も路面のチャイ店ですが、ジャイプールのものです。インドのどの街をとっても屋台や路面店の衛生面のクオリティに大きな変化はないように感じました。

レストランに関しては、安価で入りやすい路面店が、南インドには多い気がしました。テラスのようになった食堂タイプのレストランが南インドには多いです。

排水機能問題

雨の多い街でも一度雨が降り出すとすぐに町は洪水状態になります。

これはチェンナイの夕時のスコール後。

日中に捨てられたごみや、動物の糞が水たまりに浮いてものすごい悪臭になります。しかし、ここまで水没してしまうとよけては通れないので皆、靴をもって裸足で通行する人もいます。

道の動物とごみ問題

インドの街は動物園という噂を聞いていましたが、数か月で見た動物の種類を挙げたらきりがないほどです。多いのは、牛、犬、馬、ヤギ、ろば、など糞をまき散らす動物は特に厄介です。。

人の出したごみは一部の場所に集められる傾向にはありますが、回収する人がいないところも多くあり、そのまま長い間放置されていることもしばしば。

野良牛などはえさを求めてそのゴミ山を食い漁ります。

川岸にはスラムが広がったり貧困層の人たちが集まる傾向があるのか、小さなものから大きなゴミまで投棄されます。

多くの川は異臭を放っていて河川敷が清潔なのを見た記憶がありません。。。

番外編 世界一の屋外選択場 Dobi Ghat

ムンバイにある「屋外洗濯場」の内部の写真です。インドには自宅に洗濯機が置けない人も多いためクリーニングを行う業者が集まるエリアがあります。それがこのドビー・ガートです。ギネス記録にも登録されている世界最大のランドリーです。

摩天楼の下に広がる洗濯スペースの広さは圧巻です。

ただ清潔感にフォーカスすると、洗濯街の中で体を洗ったり日本では考えられないような現地感が内部では漂っています。

実際に顧客には地元の中級ホテルや宴会場など幅広い顧客がランドリーに集まるようです。

まとめ

残念ながらインドの印象に「汚さ」を挙げる人は多いです。私も旅を行く前は衛生面の心配ばかりでした。実際に数か月の旅でインドのどの街でも、散乱したゴミや糞など目を瞑りたくなる所が多いことがわかったことも事実です。

しかし同時に注意するべきポイントを押さえたり、好む旅のスタイルによっては、この散らかりを特別に感じる事もできるし、使う予算によっては汚れを気にしない旅ができるのも新しい発見でした。

実際に私は今回バックパック一つで節約旅を楽しみましたが、一つ一つを突っ込見所だと思って散策をするとインド旅はとても面白いところばかりでした。

また、モールや観光地、一定レベル以上のホテルは他の国と見劣りしないほど清潔に管理されていたりと汚いところばかりでもありません。

事前情報をもとに衛生的な問題を乗り越えて、皆さんのインド旅が特別なものになることを願います。

この度も最後までご覧いただきありがとうございました。