akachino_journey’s blog

新卒旅人バックパッカーの日記です

光の祭典ディワリにあわせて湖の街ウダイプールに行ってきた。ディワリ当日編

こんにちは!2022年10月24日の光の祭典ディワリに合わせてインド西部ラジャスタン州の街ウダイプールを訪れました。メーワール王国の旧都でもあり湖の街として知られるウダイプールはディワリに合わせてランタン祭りが行われることでも有名です。

残念ながら2022年はランタン祭りは中止されてしまってみる事が出来ませんでしたが、ディワリの雰囲気を楽しむことが出来たので経験の共有を兼ねてウダイプールの旅行を記事にしたいと思います。

ディワリの昼時間はシティパレスに

何度も改築を重ねてその度、大きく、立派に、豪華になり現在の形になったとされるシティパレス。湖のほとりにたたずむ宮殿は町のどこからでも見られるほどの大きさです。

パレスへの入場(正確には併設する博物館への入場)にかかる料金はこんな感じ。観光客も多い街だからか、インド人と外国人の料金に大きな差がないのはうれしいです。

ミュージアムの入り口側には駐車場もついていました。宮殿への入り口は小さいので団体旅行客や大人数の家族と入場がかぶると大変なことになります。

外観だけでなく内部にも見所が沢山あります。美しいステンドグラスや大きな戦争の成果を描いた絵などが特に気に入りました。

インド風の鏡の間も、ここが王宮であったことを改めて思い出させます。

ガイドなどをつけずにさらっと見学しても1時間半以上かかるほど内部は大きいです。まだ工事中のギャラリーがあったり今後さらに魅力を増す観光地になっていくように感じました。

夜にはディワリのライトアップが本格化

日が沈むのと同じころにはウダイプールのディワリは本気を見せ始めます。一つ目の大きな差は爆竹や花火の打ち上げが町中で行われることです。首都のデリーなどでは大気汚染の深刻化を受けて爆竹などが禁止され始めているようですが、ウダイプールではまだまだ浸透していなかったようで、多くの人たちが爆竹や花火を打ち上げます。中にはロケットランチャーのような大型の筒で、ものすごい爆発音をさせながら行進するものなども現れて、その状況はまさにカオス。。

ジャグディッシュテンプルのまわりでは観光客と地元の演奏グループがあつまって派手なダンスイベントが行われていました。その盛り上がりからディワリがインドの人たちにとってとても特別なものだと改めて感じさせられました。

写真で見ると非常に美しいのですが細道などでは突然投げ込まれる爆竹などに注意しながら歩かなければいけず、普段から注意が多いインドでさらに気を付けなければいけないことが増えて厄介なイベントのようにも感じます。実際にインド在住外国人はこのタイミングに合わせて国外逃亡する方も多くいらっしゃるそう。

一方でレストランやカフェ、ホテルではお菓子が無料でふるまわれます。ディワリに合わせて作られた伝統お菓子がもらえます。場所によってふるまわれるお菓子にも若干の差があるようですが、甘くておいしいデザートになりました。

おまけ

ディワリの次の日には特別なヒンドゥーのイベントをみる機会がありました。

牛の糞をつかい素手で神様へと捧げる人形を作っています。

Pujaと呼ばれる行事の一つでウダイプールのあるラジャスタン州では習慣的に牛の糞を利用してPujaを行うそうです。多くの建物前でこの人形が飾られて花などで装飾が施されます。

完成品はこんな感じ

まとめ

ディワリは日本では、ほとんどの人に認知されていないイベントです。しかし、現地でのイベントの盛大さや、人々の熱いお祭りに対する思いは日本では体感できないような特別な雰囲気を作り上げていました。ライトアップからお菓子配り、伝統的な装飾をしたりと、まるでハロウィン、クリスマス、お正月がまとめてきたかのような大イベントです。私は初めてのディワリというこの特別な時間を、ウダイプールのような美しい街で楽しむことが出来て本当によかったです。

ディワリは日本でもインド人街や、インドレストランなどでは祝われていることがありますので是非、機会があったらインドの祭りを肌で感じてみてください。
この度も最後までご覧いただきありがとうございました。