こんにちは!2022年9月中旬から12月初旬までの足掛け四か月、インドを中心にバックパック旅に行ってきました。2022年も世界中の旅人を驚かせる多くの秘境を持つインド。一度足を踏み入れたらいろいろな街をまとめて旅したいですよね。
そこでコスパ良く、便利に利用できるのが横になれるバスです。今回は注意点をはじめこのバスの乗り方を記事にします。
是非最後までご覧ください。
利用するにはredBusアプリが便利
インド国内のSIMカードを購入済みであれば誰でも利用できるのがこのアプリ。ウェブ版も利用可能でインドの国内のバス移動では要利用の神サービスです。
インド国内の街間の移動では多くのインド人は電車を好みますが、どこでも人でいっぱいのインドでは、電車の予約席は遅くとも2週間前に座席の予約を済ませる必要があります。そのため電車旅は行き当たりばったりの旅行やさすらい旅には向いていないのが現状。
そこで、このredBusが役に立ちます。このサービスはインド中のバスを運行する旅行会社と提携する値段や時刻表の比較サービスです。
出発する街、到着する街、日付の選択で検索結果を一斉比較
検索は一般的なパソコンやアプリの操作に慣れていれば困ることはないほどシンプルで非常に簡単です。
会社ごとに提供されるアメニティや評価に差がありますので注意が必要ですが、特に注意して見るポイントはACかNon ACかです。インドではエアコンが付いている車体に乗るためには若干の課金が必要です。
個人的には相当な節約旅でない限りはエアコンが付いている車体を選択するのをお勧めします。涼しいからという理由よりも、エアコンが付いている車のほうが設備が新しくて全体的に清潔に管理されていることが多いからです。会社によって差はありますが、Non ACバスのほうがバスの揺れも激しい傾向がありあまりよく眠れません。
※街によっては州が運営する格安バスが利用できる場合も
アプリ上部に表示される別枠のバスは州や街で運営される安いバスであることがあります。クオリティにも大きな差がないことが多いので評価を確認の上試してみる価値あり?
最大の欠点が支払い方法と乗車場所
安くて快適な深夜バスですが、インドの旅がこんな一筋縄でいくはずがございません。
最も厄介な欠点が支払いと乗車場所です。
支払いにはインド国内で発行した決済手段が必要?
支払いには国際クレジットカードが利用できることになっていますが、ほとんどの日本発行のカードは利用できません。
チケットは非常にわかりやすく書かれているようですが、乗車位置は”○○ホテルの前”や”巨大な駅の下”などが指定されていることが多く乗車のタイミングで運転手と電話をして乗る場所や今いる場所を確認することが多いです。
しかし多くの運転手は英語が話せないので、バス停近くで英語が話せる知り合いや電話を替わってくれるホテルの人の連絡先を貰っておくとスムーズに乗車できます。
乗車から下車
乗車場所に無事にスリーパーバスが到着したら、乗車です。乗車は非常に簡単で乗降口で名前と座席番号を確認されます。予約時にもらえるチケットを用意しておくとスムーズに乗車できると思います。
カーテンで区切られているバスや、棺のようなサイズの個室になっているバスなど、内部の構造はバスによってまちまちです。靴は下に脱いで乗車します。気になる方は個室に持ち込んでいる人もいました。
進行方法右側は二人用、左側は一人用になっている事が多いです。一人旅の場合は左側の座席を取ったほうが無難です。二人席は見知らぬ人と添い寝になってしまうかもしれません。
サービスの整った会社だと、水や毛布が提供されます。フリーWifiが完備されている車体もあるそうです。ついでに私は見つけられませんでした。
下車は目覚ましをかけたほうがベター
無事に乗車するとあとは眠っているだけで目的地まで到着するのですが、ほとんどのバスでは降車駅が複数用意されています。降車場所によって値段は変わらないのですが、各駅で到着のアナウンスはありません。
アプリのリマインダーを設定するとRedBusのアプリから自動音声の電話がかかってくる機能がありますが、バスの位置情報などではなく、決まった時間に自動電話がかかってくるだけなのでバスの遅延などには基本対応していません。自分で少し早めに起きて場所を見て確認するのがベターです、
まとめ
インド格安旅や周遊旅行においてバス移動は欠かせない存在です。日本の約6倍の国土を持つインドですから、10時間を超える街間移動は結構普通なんですね。。
10時間のバスでも日本円で1000円ほど!移動と睡眠が一緒にできる、このバスはスタミナに自信があれば、使わない理由がありません。
注意点をいくつか押さえればインドの旅行でのQOLをぐっと向上させること間違いなしです。ぜひインド旅行の際は挑戦してみてください。
この度も最後までご覧いただきありがとうございました。