こんにちは!
モンテネグロのコトルにやってきました。複雑に入り組んだ海岸線にベネチア共和国時代の街並みを残した世界遺産の街!!
そんなコトルに訪れたら絶対に見逃がせないのが城壁からの絶景ですよね。2022年5月にコトル1番の観光地の様子を見てきたのでリポートします。
城壁ハイキングの正規ルートは二つ
コトル旧市街に2つ上写真のようなハイキングコース入り口があります。それぞれ聖トリプン大聖堂と聖マリア教会のほど近いところに入り口を見つける事が出来ます。
どちらのハイキングコースも途中の高台のようなところで合流し途中から同じルートを上っていくことになりますので往路復路で使い分けるとよいかもしれません。。
どちらもこのような改札機がついていて上りの客のみこの改札で8EUR≒1120円を徴収されます。物価も安めのモンテネグロで8EURは宿代が出る料金ですので、多くの観光客が渋々払って登っていきます。。笑
無料で登る方法が二つ
どちらの登山道の入り口も通過時にお金を取られますが、上りの際にしかチケットのチェックをされないので下りに関してはどのルートで下っても大丈夫なのです。
ということは上りの際にゲートをくぐらなければ無料でハイキングを楽しめることになります。
1.早朝の時間帯に登山を開始する
ゲートに座っているチケット確認係員のシフトが始まるのが8時ごろと聞きました。
登山道自体は24時間空いているようなので係員が来る前に登山を始めてしまいましょう。登山に時間がかかっても、降りてくる時間に係員がいても声はかけられないので大丈夫です。
2.秘密の第三のルートを利用する
第三のルートは無料で利用できるものの正規のルートに比べてかなりハードなトレッキングコースになっています。また、最後に城壁側に向かうときにかなり危険な岩肌のようなところもあるので足腰に自信のない方や子連れの場合は正規のルートを利用することをお勧めします
場所は地図でStart of the Ladder of Kotorと検索すると見つける事が出来ます。
観光客用ではない登山道への入り口を利用するルートです。旧市街からもアクセスしやすい場所ですが入り口がわかりにくいので上の写真を参考にしてください。
写真真ん中の白いゲートの右手にある人一人通れるほどの小さい小道が入り口です。
写真真ん中の白いゲートは電気の変圧所のような施設だったのでそこに入らないように注意
登山道のほとんどは舗装されておらず、石や砂利が転がっているので歩きやすい格好でハイキングしましょう。
日差しを遮るものがほとんどない登山道で正規の道と違い水などの販売もないので準備は事前にしておきましょう。
すたすたと休憩なしで駆け上り、30-40分ほどで小さな山小屋があらわれました。これが最初のチェックポイントです。場所は下の地図を参照。この小屋を見つけたらトレッキングルートを外れて城壁から離れない方向へ歩きましょう。
次に写真のような小さな石造りの教会が現れました。これが二つ目のチェックポイントです!こんなところにだれが作ったんだろうと思わさせられるカトリック教会です。そのまま一本道を歩くと最終難関が現れます。。
教会からは迷うことなく壁のほうへ続く道が見つかるはずですが、ここから道が一番険しくなります。
壁はすぐ近くに見えるのですが入り口まで歩くと最後に、、
岩肌に一つ木造の小さな梯子が現れます。右側は崖のようになっているのでハラハラドキドキのクライマックスです。
梯子を上ると正規ルートのほぼ頂上地点に合流できます。
帰りはひとつめの方法と同じく、正規ルートから下っても何も言われませんのでチケットを持っている必要はありません。
まとめ
最後に紹介したルートはかなり危険でヒヤッとする場面もありましたので、どうしてもお金を節約したいクレイジートラベラーにのみおすすめです。
ただ景色は正規ルートでは見る事の出来ない旧市街の逆側なので個人的には登ってよかったなと感じ、登り切った時にはものすごい達成感がありました。