こんにちは!
アルバニアのティラナで体調不良により発熱し、なんとも後味悪い滞在になってしまいましたが気を取り直して次の目的地モンテネグロの湾岸都市ブドヴァを目指します。ブドヴァは国内外から多くの観光客が押し寄せるモンテネグロ随一の観光スポットですので、ティラナから移動するバス内は意外にも現地人より外国人観光客がメインの国際的な空間でした笑
ティラナバスステーションから出発
ティラナバスステーションはティラナの中心部から若干離れたところにあります。ターミナルには小さな売店があるので軽食や水の購入などが出来ました。
私が利用したのは午前八時発の、朝が早い便でした。一日に1便から2便ほどしか直行バスは出ていないようでしたのでオンラインでチケットを予約することをお勧めします。下記のウェブサイトで24.5EUR≒3500円でした。今までのバス相場と比較するとちょっと高い?
バルカン半島をバス旅する時はBus Ticket 4 meというウェブサイトを使うと非常に便利です。オンラインでチケットの予約、バスルートの確認などができるのでぜひ使ってみてください。
少しわかりにくいのですがブドヴァ行きのチケットはこのオフィスで出発数分前でも購入することができます。言い値のような値段設定になりがちですが、オンラインより若干値段が安いことも結構あります。
このバス利用でもっとも不快なポイントが預け荷物に課金されることです。
前述の通り、外国人観光客が多いことを逆手に大きなキャリーケースやバックパックは車内に持ち込もうとしても無理やりトランクに入れるよう指示されます。ステッカーを張られ荷物一個に2EURまたは300LEK≒ 300円も現金で払うよう命令されます。
かなり多くの乗客がこれには腹を立てているようでした。私も仕方なくアルバニアの残ったコインで支払いをしました。。
出発からの行程
バスは時間通り8時ごろに出発しました。のどかな町並みで、交通量も少ないためスムーズにバスは進みます。出発から2時間弱でアルバニア北部の町シュコダルに停車。そこで結構な量のお客さんが乗車。シュコダル湖の脇を走って国境越えです。
出国入国ともに手続きにかかった時間は5分以下でした。勿論2022年5月の段階でコロナ関連の規制は一切なしでした。
そこから1時間ほどさらに走りモンテネグロの首都、ポドゴリツァのバスターミナルに停車。
ポドゴリツァで半分くらいの乗客が下車していきましたが、ここで20分ほど運転手の煙草休憩です。モンテネグロはユーロが使えますので持ち合わせがあれば軽食なんかを購入することができます。
噂通りバスターミナルからちょこっと見えるポドゴリツァの建物は共産主義感マックスでした、、笑
ポドゴリツァを出発した後は峠道をバスは走ります。ブドヴァはジグザグに進む山道を下ったところにあるのですが到着30分ほど前からアドリア海の水平線が見えてくると景色は一変します。ブドヴァの街の赤い屋根を俯瞰できるルートは絶景です。
さらに道中、山の上にブドヴァ郊外の砦を見る事が出来ました。
まとめ
最終的に13:30ごろにブドヴァのバスステーションに到着しました。
ティラナからブドヴァまではシュコダルとポドゴリツァの2つの停車駅の停車をいれて5時間半ほどの行程でした。
長いバス旅ではありましたが、湖に山、最後にはアドリア海が望めるゴージャスなバルカンバス旅でしたのでブドヴァに訪れる際は是非利用してみてください。
この度も最後までご覧いただきありがとうございました。