こんにちは!
ジョージアの首都トビリシに滞在した後、ジョージアの湾岸都市バトゥミにジョージアの高速鉄道にて移動しました。トビリシからバトゥミは多くの人が移動する人気区間ですので鉄道以外にも、バス、ツアー、飛行機といくつかの方法がありますが値段、移動の快適さと予定の立てやすさから鉄道を選択しました。
バトゥミは黒海に面するジョージア第二の都市で、夏はビーチリゾートとして周辺国から多くの観光客が訪れます。カジノリゾートとしての人気も博しており黒海のラスベガスと呼ばれたり、海沿いに並ぶ高層マンション群が投資先として非常に話題になっていたりと意外と多方向に飛び出た特徴を持ち合わせたユニークな都市です。
チケットの購入
チケットは事前にGeorgian Railwayの公式ウェブサイトで予約する方法と、バトゥミ行の電車が発着するトビリシ中央駅 (Tbilisi Central Railway Station)の発券カウンターで直接購入する方法の二つがあります。
私は公式ホームページから事前に予約する方法でチケットを購入しました。オンライン予約のメリットは現地に行かなくてもすぐにクレジットカードで決済ができることです。一方でデメリットとしてジョージア鉄道の無料会員登録が必要な点と現金での決済ができないことです。確実に口頭で確認しながら手続きを進めたい方は実際に駅で購入をするのがいいと思います。
画面右のInternet Ticketsというページから会員登録を済ませると比較的スムーズにチケットの購入まで進める事が出来ました。鉄道の本数は日によってまちまちで、私は2022年4月に朝7:00という早朝便を利用しましたが、夏場にはより利用客が増えるので便数が増えたり、逆に減ったりするみたいです。基本的に朝8時頃に一本と、夕方5時半ごろに一本は最低でも走っているようなので同じ公式ページでその都度確認するのが確実だと思います。
価格は300km以上移動するにしては非常に安価で、私が乗車した2等席は25.5GEL≒1150円、一等席は61GEL≒2800円で用意されていました。日本のように特急料金など追加料金はありません。
乗車レビュー
ジョージア鉄道は、鉄道の国スイスの車両を利用しているらしく先頭車両にはジョージア、スイスとEUの国旗が小さくついています。ジョージアの国旗が車両の白地をうまく活用して大きく印刷されているこの電車のパッケージングが非常に気に入りました。
チケット確認は日本のように改札があるわけではなく電車が到着するホームで駅員によって手動で行われます。オンラインで予約した人は車掌の持つタブレットに名前が打ち込まれているようでパスポートを見せると非常にスムーズに乗車できました。
バルカン半島の国々ではオンラインチケットはプリントアウトしなければならなかったのでジョージアはデジタル社会だと感じます。
車両は二階建て構造になっています。座席は自由でした。高速鉄道といっても途中駅で停車したり、日本の新幹線と比べるとかなり遅いので全部で5時間くらいの旅路です。
車内販売などはないので、駅で乗車前に食べ物や飲み物の購入をお勧めします。
写真のようなボックス席も用意されており、清潔かつ快適でかなりコストパフォーマンスは高いなと感じました。また走行中は揺れも少なく、早朝便だったこともあり皆様うとうとされていました。。
4時間ほど走ると黒海が電車右手に見えてきます。首都の街並み~山道~海岸線と一つの車窓で三つの雰囲気が一気どりできるのもこの電車旅の良さかもしれません!!
バトゥミに到着
バトゥミ中央駅はこんなモダンな作りです。終点なので寝過ごすことを気にしなくていいのはいいですね。シーフロントの駅で降りた瞬間に黒海の海風を感じられる場所です。しかし名前は中央駅ですが実は町の中心部から5kmほど離れた場所にあるのでおそらくほとんどの方が目指すだろうバトゥミの摩天楼がこんな風に見えます。
まとめ
このように電車でのトビリシーバトゥミ間は安くかなり快適に移動することができますので個人的におススメです。ほかの区間の電車便も同じホームページから予約することができるようですので、ジョージア鉄道によって長期間滞在される方は生活や遊びの幅が広がること間違いなしですね!!
夏季限定でトビリシからバトゥミ行のセスナでの一時間のフライトが存在するようです。次回行く際にはぜひ挑戦したいと思います。また真偽は定かではないですが、タクシーでも350GEL≒16000円ほどで移動できるという情報も聞いたので家族連れやプライベート空間で移動したい方はもしかしたらそっちのほうが便利かも?
この度も最後までお読みいただきありがとうございました!良い旅を!!